easy busy

基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

ディープな世界とお金持ちと箱根(吉田博展 版画で巡る世界の旅@箱根美術館)

こんにちは。仙です。
今回はここです。箱根美術館で開催中の「吉田博展 版画で巡る世界の旅」

ここはMOA美術館と同じ系列(宗教的な)なので、攻めた宗教建築好きとしてちょっと来てみたかったのです。でも、MOAがなかなか攻めてる感じなので、同じ系統を想像してたのですが、思ってたのと違いました。

建物自体は時代がかっていて、正直見た感じ、「歴史があって、経営も上手く行ってる、でも上場してない企業の保養所」って感じでした。宗教色薄い感じ。灰汁がない。ちょっと拍子抜け

 

庭がすごいです。苔庭ってきれいに維持するのはものすごく大変だと思う。

お茶室もすごいです。

常設展はこんな感じ。(撮影可)

焼物とか

中がのぞける

ここの系列は創始者の方が美術をとてもお好きだったそうで、いろんな分派でそれぞれ
大きな美術館を持ってます。どこもコレクションのチョイスが似てるかも・・・なるほどって感じ

 

吉田博展はとてもよかったです。この人の版画好きです。

ここ(2階の休憩スペース)からの眺めが素晴らしい。

とっつきやすくていいところです。抵抗なければお勧めです。吉田博展の会期は6月8日まで。

 

せっかく箱根まで行ったので、岡田美術館成川美術館にも行きたかったけど行けませんでした。一口に箱根って言っても広いよねー。

どちらも個人美術館ですが、ベクトルは違えど人って桁違いな大金を持つと箱根(あるいは熱海)に美術館を建てたくなるんでしょうか。
いつの日かビッグマネーを手にしてその心境、垣間見てみたい(ちょっと無理そう)。

 

それでは今後も趣味に走った記事を書いていきたいと思います。んじゃまた!