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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

タイトルと中身のはなし、そして戦争と平和(東北へのまなざし1930-1945@東京ステーションギャラリー)

こんにちは。仙です。
コロナが増えてますね。

身近でやられてる人がコンスタントにいます・・・。今の株はめちゃくちゃのどが痛いらしい・・・絶対かかりたくない。一応ワクチン3回コンプしてますが、たぶんそれだけじゃ足りないよね。気をつけたいと思います。

 

そんで密を避けた時間に行きました。東京ステーションギャラリーで開催中の「東北へのまなざし1930-1945」

いや、なんとなくです・・・今和次郎とか好きだし・・・でも行ってみたらよかったです。当たりの展覧会でした。

 

ブルーノタウトとかの名前があるし、題名とポスターからはお勉強系の真面目な展示かと思ったのですが、それだけじゃなかったです。

東北は旅行で何回か行ってるのですが、仲の良かった同僚の実家に遊びに行ったとき(青森県のほう)に感じた「ほんとに青い森だ!!!」みたいなファンタジックな感動が感じられる展示でした。

展示品がどれもかわいいし、からっとしてていい感じなのでもうちょっとタイトルとか宣伝方法とか違ったほうがよかったのでは・・・余計なお世話か・・・

 

もちろんブルーノ・タウトの著作もありましたが、彼の直筆の絵と字は独特にグラフィックな感じで興味深い。タウト自身は「ハイカラ」って概念が好きじゃなかったらしいけど、とてもハイカラな感じがする。

著書展示とかもありましたが、直筆の絵や字のデザイン性も高く、マンガの「タンタンの冒険」を思い出しました。


やっぱり外国人だからかな。彼が描写する東北は私が東北(というか私の故郷も含めた日本の田舎全般)に感じるしがらみをうまいこと蒸留していい感じにファンタジックな雰囲気になってます。妖精が住んでそう。ホームスパンを着た妖精・・・。
この感じをタイトルとポスターとかに出すことができたらもう少し集客できそう。でもコロナ禍だから混雑したらまずいのか。むずい。

ペリアンの作品も同じ系統です。かわいい。そしてペリアンさんは美人
今和次郎の作品もどれもよかったです。

柳宗悦もいいけど、民藝館で見た気がする・・・でもどれもいいです。

全般的におすすめです。ぜひ。9月25日までやってます。


ところで、この展示はタイトルにも1930-1945とあるように、太平洋戦争前の時代の作品等を展示してあるんですが、時代趨勢を解説したキャプションに気になる記述がありました。

 

1930年代後半の日本は

・円安で外国人観光客が押し寄せた
・日本の鉄道局に観光の担当部署を作って政府もインバウンド前のめり(意訳)
・一方で飢饉もあり。昭和天皇の私財で救済のための建物を作った

 

みたいな・・・何かどれも最近おんなじようなニュースを聞いたような・・・このときの日本(世界)は数年後には最悪の戦争に突っ込んでいったわけで、やばくね?みたいな。おんなじ轍は踏んじゃいけないですよね。原爆の日のニュースを聞きながら思いました。

 

ショップには民藝つながりで現代こけしの作品もあってかわいかったです。

それでは健康に気を付けて引き続き頑張りましょう。
んじゃまた!