トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美@国立新美術館&金銅仏と山本春挙 藤花小禽図屏風@東京黎明アートルーム
こんにちはー。仙です。暑いくらいの日も増えてきましたな(・ω・)ノ。いいお天気の日は出かけたくなります。10連休の予定は立ちましたか?私はまだです・・・。
さて、今回はまず六本木の国立新美術館。「トルコ至宝展 チューリップの宮殿 トプカプの美」です。
よかったですよー。力が入ってた(*^▽^*)。
今回の展示品はほとんど初めて日本に来たんだそうです。トルコの方も力を入れてくれたんでしょうね。
【主な感想】
- やっぱり宝飾品はすごいね(金や宝石、特にエメラルドに大きいのがたくさんある)
- イスラム書道ってとても美しい。花押ってトルコにもあるんだ。
- チューリップモチーフがたくさん。花弁が細長くて尖ってるのが人気あるそうです。
- スルタン(王様)は大工仕事と庭仕事(チューリップ栽培)がお好き
- 日本とは縁が深いよねぇ・・・
そんでハーレムにいる女性っていうのは基本奴隷なんだってね。征服した異教徒の女を改宗させて後宮に入れるスキーム。初めて知った。そういうところは日本の大奥と違いますね。大奥にいる人はそれなりに実家がしっかりしてるイメージ。
日曜に行ったのですが、激混みでもガラガラでもないほどよい混雑具合でよかったです。見やすかった。クリムトはじまったらまた変わってくるかもだけど。
そしてこの辺の時代のトルコについての知識がほとんどなかったので音声ガイドも借りた。これも聞きやすくてよかったよ。結構オススメ。5月20日まで国立新美術館でやってます。
新美の中庭は桜は終わってツツジ?サツキ?が咲いてました。可憐で美しいですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
次は東京黎明アートルームで開催中の「金銅仏と山本春挙 藤花小禽図屏風」です。
黎明アートルームってこのごろ展覧会(日本画とか)の所蔵先になってることが多いから一回来てみたかったんですよね。
そんで思った。東中野って超高級住宅街。昔この沿線に住んでたことあったんだけど知らなかったよ。駐車してる車が庶民と違う。スポーツカー的な。ベンツ的な(しかも高級ラインのやつ)。雰囲気的には中野っていうより六本木(裏のほうにある住宅街)や広尾(実践や國學院の近く)に似てます。そのくせ中央線沿線独特のサブカルな雰囲気を残してて興味深い。ポレポレ東中野とかあるんだよね。
入場料は400円。母体は東京黎明教会っていう宗教組織みたいなので、署名を求められるギャラリー形式よりこうやっていくらかお金を取ってくれたほうが気楽でよいです。ここは岡田茂吉氏を師と仰いでいる世界救世教の分派みたいですが、ここは宗教を論ずる場ではないので論評は差し控えます・・・。でも、美術館的にはMOA美術館とかMIHO MUSEUMの系統ですね・・・。建物の中に入ると独特のコレクションと企画展示があります。
タイトルにある山本春挙の藤花小禽図屏風は文句なしにすばらしかったですよ。あと仏像でパキスタン クシャーン朝の菩薩苦行像とか興味深かった。苦行最中の仏像ってあんまり見たことない。
そして平安時代の地蔵菩薩立像もよかったな。お顔が何とも言えず神々しいです。
2階は開放的なラウンジとお茶席、岡田氏の作品を展示する部屋があります。いいソファがあって休める。眠くなる。
美術館としてはなかなかいいところだと思います。お洒落な建物で珍しい展示物、サクッと見れる展示。またいい企画展やってたら来ようかな。
帰りに受付で配布してた食べ物屋さんmapを見てここに行ってみた。
パンが美味しかったですヽ(´▽`)/。んじゃまた!