洋風画と泥絵 異国文化から生れた「工芸的絵画」@日本民藝館とナシーム・ニコラス・タレブの「身銭を切れ」
こんにちは。仙です。暑いよね。それ以外言えねぇ・・・。
きっと今年は暑い日が続いてある日突然いきなり寒くなると予想してます。たぶん。
さて、今回はここです。日本民藝館。
展示名は「洋風画と泥絵 異国文化から生れた『工芸的絵画』」。
何かここには勝手にアナログなイメージを持ってたんですが、なんとネット予約ができるんですよ。実際やってみたらここはリクルートのシステムを使ってるみたい。美術館によって採用してるシステム違うよね。使いやすいのはイープラスだけどもしかしてコストが高いのかもなぁ。ちなみに決済は現地でできた。
しかもサーモカメラで検温してるらしい・・・。大変だよね・・・。シューズカバーはホテルのアメニティにあるビニールのシャワーキャップにそっくり。サイズは当然合わないので余ったところを靴の中に折り返して入れたら歩きやすくなった。
久しぶりの日本民藝館。ゆっくり見れてよかったです。部屋によって冷房の効きにムラがあってかなり暑い部屋もあるけど。
【主な感想】
- 鼈甲手って色合いがほんとにいい感じのヒョウ柄にしか見えなかった。好き。
- 辰砂の焼き物の赤みが好き。
- ガラス絵の懐中鏡がエキゾチックで面白い。
- 掛算時計ってどう使うのかな。
- 藍紅十字のフェルトがかわいい。モンゴルいま大変みたいだけど大丈夫かな。
- 波佐見焼の輸出用酒瓶?がデザイン性が高くて、バウハウスの食器の元ネタの一つかなーみたいな・・・
あとは一階に棟方志功がたくさんありました。河井寛次郎と濱田庄司も。すばらしかったです。
というわけで楽しい展示でした。これ、ほんとは3月31日~6月14日までだったんだよね。延期になって今回の会期は9月6日までみたいです。ご予約忘れずに。
前の道を歩いてたら、「日本民藝館って何してるところ?」と親に聞いてる小学生が通りました。見ただけじゃわかんないよね~。
照り返しがきつくて暑いです。
あとは本を読みました。けっこう話題になっていた本。ナシーム・ニコラス・タレブの「身銭を切れ」。
まあ要するに「身銭を切る」ことの大切さと身銭を切らない人に対する攻撃が主な内容なんですが、 面白かったです。
【新たに知ったこと】
- ステマはブルガリが一番初めにやった。ハイブランドにしてはちょっと貧乏くさいことするよね。
- ハンムラビ法典には「建築者の建てた家が崩壊し、家の所有者の長男が死んだ場合は、その建築者の長男を死刑に処す」という一文がある。
自分が住まないからってアート方面に走って住みづらい家を建てる建築家に対してはかなりな怨嗟の言葉が連なっており、・・・もしかして安藤先生の建てた住宅とかに住んだことあるのかなー、みたいな・・・そんなはずないけど。
まあでも思った。時代が変わったんだなって。アート方面はその他これからいろいろありそうです。考えようによっちゃ面白い時代になりそう。
暑い日が続きますが健康に気をつけましょう!んじゃまた!