拝啓 ルノワール先生ー梅原龍三郎に息づく師の教え@三菱一号館美術館
こんにちは。仙です。
今回は三菱一号館美術館で開催中の「拝啓 ルノワール先生ー梅原龍三郎に息づく師の教え」に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ。
正直にいいます。混んでないですヽ(´▽`)/。見やすいです。
タイトルどおりルノワールと梅原龍三郎の作品が多いです。ドガとかセザンヌ、ルオー、マティスやピカソとかもあって(梅原さんの旧蔵品が多い)、美しくて見やすい作品がたくさんです(*^▽^*)。
ルノワール先生の女性像ってあんまり得意じゃないのも多いんだけど、エッチングとかも出品されてて、それは過剰な感じがそぎ落とされてていいなと思った。そんで梅原さん、自画像をシュッとしたイケメンに描いてるなと思ったら、けっこう似てた( ̄▽ ̄)。
こんな感じ。細面で。(撮影可能エリアです)
向かいのパネルにあったルノワール関連の・・・何だっけ・・・
ほら、上野とか、この時期はどこ行っても混んでるじゃん?ゆっくり落ち着いて見れる展示です。おすすめです。
ずっと見ていくと、ルノワールと梅原の師弟関係が意外と濃密だったので驚く(・ω・)。手紙とかの展示品を見てると家族ぐるみでつきあってる。
そんで、梅原さんのエッセイを要所要所にキャプション的に展示してるんだけど、それもけっこうおもしろい。
《ルノワール先生が言った他の画家の寸評》
- セザンヌは熊みたいな男だった。俺以外に友達がいなかった(´;ω;`)。
- ドガは知らない人とイヤな奴には家のドアを開けない( ̄▽ ̄;)。
- モネは勉強熱心だが恰幅よくてちょっとムカつく(´・_・`)(意訳)。→ルノワール先生は自分が細くてあまり体が強くないのを気にしてたので体格のよい頑健な人間に嫉妬してたらしい。
こういう感じできっと本人たちから見たら指摘されたくない地雷なエピソードを隠さず書いちゃってるのでけっこうおもしろい。
よしんば自分が梅原さんの立場だったら師のこういう発言は誰にも言わずに墓場まで持ってくと思うけど、梅原さんは京都の着物プロデューサーの息子でお金持ちだったらしいので、取り繕わない天真爛漫さがあったのかもな(´・ω・`)。そんでこういうひとはけっこう万人に愛されるんだよな。正直うらやましい(嫉妬)。
というわけでなかなかおもしろい展示でした。印象派好きな方、とにかく美術館でゆっくり過ごしたい方、おすすめです。来年の1月9日まで。
ミュージアムショップには何か画材(筆とか)がいっぱいあった気がする。石鹸とかも。いいにおいだったヽ(´▽`)/。
秋も深まってきましたね。何か急に寒くなってきた。
インフルも流行してきたみたいなので気をつけような。
美術館中庭はすっかりクリスマス仕様。ていうか、街はもうクリスマス押してきてるよね?早すぎじゃね( ̄▽ ̄)?
じゃ、また。次は週末です。