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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

河鍋暁斎の底力@東京ステーションギャラリー&新しい建物を見物(高輪ゲートウェイ駅など)

こんにちは。仙です。

寒くなりましたね。コロナ多くなりましたね。めっきり出かけづらくなりました・・・だからとりあえず近距離で。自分の行動範囲の美術館に行きたいと思います。しばらくはこのスタンスで!

 

というわけで今回は東京ステーションギャラリーで始まった河鍋暁斎の底力」です。

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はじまったばっかりです。11月28日から。でもいつ緊急事態宣言とかあるかもしれないし、見たいやつから見たほうが結局はお得だと思う。

今回も時間指定チケットが必要だからそんなに混んでないし。

 

内容は、煽りに「初公開多数 下絵だけじゃだめですか?」とあるとおり、下絵ばっかりです。そして確かにはじめて見る作品も多い。

でも下絵ばっかりっていうか、雰囲気的にはスケッチとか素描かな。素描大好きな私得。

全部ロジカルな造形がはっきり見える作品で、見てて楽しかったです。

あと、暁斎ってやっぱり生きてた時代がすでに近代なんだな、と思った。象やトラがめちゃくちゃリアルだったり、絵の中に電信柱が出てきたり。あとは人物の顔が妙に我の強そうな顔してる。あと、西洋人の描き方もいいよな、と思う。何か西洋人て、いろんなところがカールしてるんだよね。髪だけじゃなく。日本人はストレート・・・。でも技巧はきっちり研鑽を積んでるあたり、前の時代をしっかり受け継いでる人なんだなー、とも思う。

 

あとキャプションで、暁斎は弟子の育成にとても熱心だったけれど、弟子はうまいこと育たずに、娘の河鍋暁翠とお抱え外国人のジョサイア・コンドルが例外みたいなことが出てきたけど、これもありがちな近代人の苦悩だなと思った。たぶんもうちょっと時代が古い人だったら、この熱量で指導すればきっとすごいお弟子さんを持てたと思うわー。他人が自分とは違うのだ、自分にできることを教えてもできない人が存在するのだと受け入れなければならない、それが近代。

 

ということで、河鍋暁斎美術館(蕨にあるらしい)全面協力のこの展覧会、面白かったです。おすすめです。2月7日までですが、完走できるのかな・・・興味ある人は早く行ったほうが。年末とかすごく感染拡大が心配なので。

 

さて、あとは今回は(個人的に)新建築物の視察に行きました(おおげさ)。

まずは高輪ゲートウェイ

やっぱり木が使ってある隈研吾っぽい建物だな、と思った。同じ考えの(一眼抱えた人が)けっこういたな。鉄オタかな・・・。

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このけっこう凝った屋根っぽい斜めの天井は私の中では上野駅と同じ箱の中に入ってます。まあ、どこにフォーカスして分類するかなんですけど。

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そして降りたついでにお昼を食べようと思ったら、まだ駅がきちんとでききってない感じで、駅ビルにはすごく混んでるスタバが一軒だけだったのであきらめました。たぶん周辺を探せば何かあるとは思うけど時間なくて・・・。

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駅から見た景色も美しい

そしてこれは世田谷区の玉川支所。

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世田谷っぽい全面ガラスのハイソな建物です。

でも前に立ってる銅像は農業関係の偉人らしい。

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等々力 is 高級住宅街(自分で住んではいない)

そんで最後東京駅に行ったら、やっぱり東京駅は日本の真ん中だと思いました。なんていうか、格が違うなと。どの駅とも似てない感じが。

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水素バスとか走っている

ということで、12月になりますが、寒さと感染症に気をつけて頑張りましょう!

んじゃまた!