北斎とジャポニズム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃@国立西洋美術館&国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング@三井記念美術館
こんにちは。仙です。寒いですね(´・ω・`)。
私は一着とてもしっかりしたダウンコートを持ってるんですが、北国への旅行でしか着たことがなくて、一言で言うと関東ではダウンはオーバースペック( ̄▽ ̄)としか思ってなかったのですが、今年は違います。持っててよかったo(^▽^)o。
あとダウンのフードは実用的なんだなぁとも思った。気温が氷点下で風があると何もかぶってないと頭痛くなるし(´・ω・`)。
さて、今回は寒さにかまけて行くのを延ばし延ばしにしてた2つ。上野って何か寒さを押していくのがちょっと億劫なんだよね(´・ω・`)。何でだろう?
まず国立西洋美術館で開催してた「北斎とジャポニズム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
行ってみていきなり後悔。もっと早く行っとけばよかった。
でももう会期終了なのでこのまま帰るというチョイスはないのです。前売券持ってるし!というわけで寒空の中待ちます。
待つのは大変だけど、ここであんまりこういうたくさん人が来る展示って見たことなかった気がするので、よかったなぁと思います( ´ ▽ ` )ノ。いくら国立で国のバックアップがあってもあんまり採算微妙なラインばかりだとキツいと思うし。興行の採算ってすごーく大変なイメージが・・・。
中も混雑してた(´・ω・)。これはフォトスポットに人がいないときを狙った。
やっぱり浮世絵って判型小さいから、メイン展示っぽくなると人の流れが滞りがちになります。
でも保存状態のいいきれいな摺りが多かったし、印象派の作品も多くてとても美しかったです(・∀・)。
いちばん好きなのはモネの菊畑の絵かな。モネは睡蓮の絵は国内でもたくさん見れるけど菊はそれほどでもないし、色を重ねて盛り上げて光と色を表現する画面が、菊っていうすっきりした清楚な花にハマる気がします。そしてアール・ヌーヴォー、アール・デコ関係の家具やランプとかもよかったよー。
正直、混雑具合の関係であんまりしっかりは見れなかったけど、それなりに楽しめました。今後類似の展示があったらできるだけ早く行っておくことをおすすめします。ということで、今日1月28日までの展示でした。
次は三井記念美術館で開催中の「国宝 雪松図と花鳥 美術館でバードウォッチング」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
これもなかなかおもしろかったです。展示作品のなかに渡辺始興(琳派の画家さん)の「鳥類真写図鑑」っていう鳥を描いた図巻があるんですが、それに描かれている鳥類はだいたい今の東京でも観察できるらしく、作品と職員の方が実際の鳥をカメラで撮影した映像を照らし合わせたスライドがありました。面白いけど、1周じっくり見ると20分くらいかかるので時間のあるときに見るとよさげ。
ていうか東京はけっこう鳥見れるよね(`・ω・´)。明治神宮とかバードウォッチングしがいがあると思う。
国宝 雪松図屏風は円山応挙の作で、大変美しい作品でした。北三井家所蔵ってことで保管状態も完璧。昨日書き上がったような瑞々しさ・・・(・ω・)ノ。他もほとんどが北三井・室町三井・新町三井の所蔵です。すごい豪華( ̄◇ ̄;)。
三井家の方でも鳥を愛したひとは多くいらっしゃったらしく、ご当主がものされた鳥をモチーフにした作品もありました。飼育を熱心にされていた方もいて、亡くなったときに多くの鳥たちを本願寺の大谷家で引き取ってもらったとか(キャプションの受け売り)。そうなんだよ、鳥ってけっこう長生きなんだよね。だからこそ幸福や長寿の象徴になったりするんですが。
そして私が展示してあった花鳥図の中で好きなのは沈南蘋。赤い芥子の花が耽美な美しさですヽ(´▽`)/。
というわけで、なかなか楽しめました。お好きな方はぜひ。これも実は期日が迫ってます。2月4日まで日本橋の三井記念美術館にて。次は恒例のおひなさま。
もうすぐバレンタインなので三越前のライオンもラッピングしてます。なんか・・・お疲れさま(´・_・`)。
んじゃまた!