マルモッタン美術館所蔵モネ展「印象、日の出」から「睡蓮」まで@東京都美術館
こんにちは。仙です。
今度は急に寒くなりましたね。毎日洋服何着ようか悩むよな(。-`ω´-)ンー。
さて、今回は東京都美術館で開催中の「マルモッタン美術館所蔵モネ展『印象、日の出』から『睡蓮』まで」に行ってきました。
けっこう混んでました。証拠写真。高校生無料観覧日だったけど、平日昼だったから影響はなかったと思う。
でも、私的には許容範囲です。列の進み方は遅いけど、入場待ちとか目玉作品を見るための行列とかはなかったんで(入場待ち時間は0分)。東博の混んでる展示の時の行列とかエグイもん。それに比べたらぜんぜん。
そんで、これ、とってもよかったです(⌒▽⌒)。
実はモネ展って、あんまりそそられないのでパスしようかと思ったんだけど、行ってよかったです(⌒▽⌒)。
モネって、睡蓮が国内の美術館の所蔵にまあまああるので(西洋美術館とか、富士美術館とか。大山崎山荘美術館にもあった)、特に紫色がベースのやつ。今回のポスターにもなってるし。左のやつ。清楚だし、日本人好みなんだろうね。
折々に見てると、何かモネの作品自体、けっこう見てるような気になってきちゃうんですよね。睡蓮以外あんまり見てないのに( ̄▽ ̄)。
今回は、さすがモネが晩年まで手元においた作品ばかりということで、いろんなタイプの見たことない感じの絵がたくさん見れました。よかったです。
モネ自身の絵だけでなく、周辺のひとたちの絵とかもあります。ルノワールがモネと夫人を描いた絵とか。息子のヨメのブランシュ・オシュデ・モネの絵とかね。ブランシュさんの絵は技巧だけ見るとちょっとアレだけど誠実さがにじみ出てた。晩年まで傍にいてくれたみたいなんで、きっとモネの老後は幸せだったろうな(@´・ω・`)。
目玉の「印象、日の出」はやっぱり前列では「歩きながらご覧ください」状態です。でもサクサク列が動くので、じっくりみたかったら後ろで、あと2~3周前列で見たら満足できるんじゃないかな。気力が充実してる感じの絵でした。他にもいくつかこういう暖色系の生命力溢れる色使いの作品があるんだけど、それはすべてとても好みに合いました(⌒▽⌒)。
他にも若いころの風刺画?鉛筆画とかもあります。うーーん、印象派方面に路線変更して大正解だよね。自分に合った道に行くって大事だよな。
あとはモネがコレクションした絵とかもあるよ。
ドラクロワとかの面白い絵がたくさんあった。いちばん物珍しかったのはルノワールの「リヒャルト・ワグナーの肖像」かな。華奢で繊細そうなひとが精一杯虚勢をはってそうな感じがにじんでます。ルノワールってワグナーの大ファンだったんだね(´・_・`)。
というわけで、大変オススメです。特に私のように美術にあんまり詳しくない方にはいろんな発見がありそうな展覧会です。万障繰り合わせのうえ是非どうぞ。
12月13日までです。
予想:会期後半はとても混雑しそう。特に根拠はないけど。でも、なるべく早めに行きましょう。
ロビーの都美の建物のレプリカ。
秋は上野公園の紅葉がきれいそうだな。
じゃ、またね。