特別展 アール・ヌーヴォーの装飾磁器@三井記念美術館
こんにちは。仙です。
変な天気が続きますなぁ( ̄▽ ̄)。出かけなきゃいけないときにゲリラ豪雨になると心底めんどくさくなる(´・_・`)。
そんな中行ってきました。三井記念美術館で開催中の「特別展 アール・ヌーヴォーの装飾磁器」です(≧∇≦)。
ちなみに次回は松嶋瑞巌寺。
三井記念美術館は定期的にこの類の展示をするよね。得意なのかな。前にもカップ&ソーサーの展示見たことあるよ。
それでこの展示、とてもよかったです。想像してたよりずっと力が入ってたd( ̄  ̄)。値段設定もそれなりにお高い。
ぐるっとパスをおすすめします( ´ ▽ ` )ノ。
この展覧会では、とにかく美しい磁器がひたすら展示されてます。
展示順は国ごと(窯ごと)。フランスのセーヴル、北欧のロイヤル・コペンハーゲン、ロールストランド、ポルシュグルン、ビング&グレンダール、ドイツのKPMベルリン、マイセン・・・etc。
自分が窯の中でいちばん好きだったのはオランダのローゼンブルフかな(^∇^)。繊細かつ色味がぼんやりしてないのがいいわ。
そしてアールヌーヴォーと言えばジャポニズム。ということで日本の作品もありました。ちょっとだけど宮川香山もあった。やっぱりアール・ヌーヴォーの作家さんたちの作品は各国みんなそれぞれ盛り盛りでデコラティブだけど、宮川さん、群を抜いた変態だなと思った( ̄▽ ̄)。氷窟に白熊とかなかなか半端ない凹凸で。
あと、日本の作品とヨーロッパの窯の同種の作品が並んで展示されてるのもあったな。インスパイアしたりされたりのお互い様な感じでσ(^_^;)。(要するにパクリ合い・・・)
似た感じの作品でも、全般的に日本の方が意外とぱっきりした色使い。個人的にはふわっとした感じの欧州製品よりすっきりしてるmade in Japanのほうが好きかな。
そしてアールヌーヴォーの作家ものということで、ドーム兄弟とかガレの花器もあったよ。「きみたち、六本木に行かなくてもいいのかい(´・_・`)?いまガレ展やってるけど・・・」と内心思いながら見ました。
キャプションには専門用語(ユニカ←量産品じゃない作家ものの作品のこと。とかパツィオパット←レリーフっぽい装飾のこと。とか)が頻出するけど、入り口のところに用語解説のチラシが置いてあったよ。
ほんとに力が入ってます。お好きな方はぜひ(・ω・)ノ。8月31日まで。
前にここは写真撮るところがないと書いた気がするけど、夏休みを前に撮影スペースができてた。
アール・ヌーヴォーは各国の言葉で呼び方があって、ドイツではユーゲント・シュティール。これはその中心になった雑誌「ユーゲント」なんだって。
自分はユーゲントというとヒトラー・ユーゲントしか思いつかんけど。ちなみに右のお姉さんの顔がくり抜かれてるのはよくよく見ればわかりますが、取り外し可能です。顔ハメ撮影できます。
いつも思うけど、顔ハメ看板のモチーフのチョイスって、謎だよな(´・_・`)。
んじゃ、またね。次は月曜くらい。