特別展 国立劇場開場50周年記念 日本の伝統芸能展@三井記念美術館
こんにちは。仙です。
今年もあと1ヶ月かぁ・・・。早いね(´・ω・`)。
さて、今回は三井記念美術館で開催中の「特別展 国立劇場開場50周年記念 日本の伝統芸能展」に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ。11月26日からはじまったばかりなので今ならまだぜんぜんゆっくり見れます。
そんで、展示内容もなかなかおもしろかったです。
こういう展覧会をやれるくらいだから、この美術館ってたぶん国立劇場と太いパイプがあるよね( ・∇・)。
興行の世界ってお金の動きがすごいから、大きな後ろ盾がないとなかなか継続してスポンサーになるのが難しい気がする。なるほどその点三井なら大丈夫。何の問題もないよな。
ちなみに数年前に沖縄に国立劇場おきなわができたらしいよ(*´∇`*)。知ってた?ここにも琉球舞踊の衣装とか出品されてました。
《個人的に興味深かった点》
- 三越(三井呉服店)には昔衣装部みたいのがあって、歌舞伎とかの舞台衣装をレンタルしてたんだって。現代だとそんな商売ペイしなそうだけど、昔はすごかったんだね。だから三越伊勢丹所蔵の歌舞伎衣装類はたくさん出品されてた。とてつもなく高級な生地をわざとつぎはぎにしてにして汚してある衣装(市川中車の衣装)が迫力あった(`・∀・´)。
- 自分の中でははじめの部屋にあった仮面が地味にみどころ。名古屋の熱田神宮から陵王(蘭陵王)の仮面が来てた。あとは能面。もとから三井の能面のコレクションはすごいよね。孫次郎(オモカゲ)はここぞってときに出してくる印象。今回も出てます(*・ω・)ノ。
- 歌舞伎方面では、国立劇場所蔵の浮世絵(役者絵とか)がたくさん出品されてた。あんまり他に貸し出してないんじゃないかな?見たことないのがたくさんあった。
- あと演芸が歌舞伎とか文楽と対等にジャンルとして取り上げられてた。昔は各町内に1軒ずつ寄席があったんだってさ。落語家とかどんだけたくさんいたのか。
- 曲芸(サーカスみたいなの)の絵がおもしろかった。技がものすごく難易度高くてしかも美しいヽ(´▽`)/。アメリカでも興行したそう。現代ではその技術が失われてるのが惜しい。やっぱり技術の習得にかかるいろんなコストとそれに対する報酬が釣り合わないとどんなにすごい芸能もなくなる運命にあると思う(´・ω・`)。歌舞伎とか演芸とかも修行が大変だとは思うけど、リターンも大きそう。
というわけで、伝統芸能関係興味あれば大変おすすめです。2017年1月28日まで。
隣にある三越本店で艦これのフラッグショップが。バッグとか靴とか財布とか。三越らしくお高い。
じゃ、また。次は週末に。