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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

特別展 きものモダニズム@泉屋博古館分館

こんにちは。仙です。

いいお天気になりましたね(⌒▽⌒)。秋晴れが続いて嬉しいな(⌒▽⌒)。

 

さて、六本木一丁目からほど近い泉屋博古館分館にて開催中の「特別展 きものモダニズム」に行ってきました。

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「きものモダニズム」と銘打ってますが、着物の中でも主に銘仙にフィーチャーした展覧会です。

色合いきれいだし、見てるだけでも楽しいと思います。着物好きな方には大変オススメです(≧∇≦)。ってか、自分などがおすすめしなくても着物好きな方々のネットワークには情報が出回ってるらしく、着物を召した女性のグループが何組か・・・( ̄▽ ̄)。平日の夕方という半端な時間帯だったのに。

 

作品はほとんど須坂クラシック美術館の所蔵品です。この美術館、須坂観光協会のHPを見ると、日本画家・岡信孝氏から"庶民のよろこびと悲しみに包まれた品によって、あたらしき美の発見のあること"との願いのこもった古民芸コレクション約2,000点の寄贈を受け、展示しています」という紹介がかいてあります。建物も古民家みたいな造りで、なかなか興味深い(。 ・ω・))フムフム。

 

銘仙ってモダンで大胆な柄が多いけど、やっぱり日本画家さんのコレクションだっただけあって、基本的なカラーとして上品だと思う。今着てもぜんぜんおかしくない。

自分は麻の葉柄が好きだけど、矢羽根も縞もきれいだよ(⌒▽⌒)。

銘仙は庶民の着物だといわれるけど、この展覧会は泉屋博古館分館という場所にも似合うちょっと上品でハイソな匂いもするよい展示だと思います。こういうところ個性でるよな(。 ・ω・))。たとえば文化学院の服飾博物館だったらもっとキツイ柄のを出してきそうな気がする。それはそれで面白いし( ̄▽ ̄)。

 

いつもどおりフリードリンクが置いてあるロビーでは、復刻銘仙の製造過程をおさめたVTRが流れてるよ(≧∇≦)。めっちゃ手間かかってるのがわかって面白いです。それにしても銘仙って関東に産地が偏ってるよな。足利、秩父、伊勢崎、八王子・・・。

フェミニンさ抑え目でちょっとさっくりした感じが関東人好みなのかな。そんで銘仙って、アールデコアールヌーボーあたりがもとになってるのな

参考資料で花瓶とかポスターとか出てます。

 

今回は前後期でけっこう展示替えもするみたいなので、お好きな方は2回どうぞ。チケット持っていくとリピーター割引があるって受付のおねーさんが言ってました。

会期は12月6日まで。前期は11月1日までです。

 

ここらへんは整備されててきれいなのな(´・_・`)。

勝ち組の皆さんが住んでるようなゴージャスなマンションとかもあるよね( ̄▽ ̄)。

案内表示の看板。

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夏枯れ状態からちょっと盛り返してきた植え込み。

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花が咲いてきれいだな。

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ぐみの実?なぜまったく鳥が来ないんだ。納得できん( ̄▽ ̄)

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じゃ、またね。