月 ―夜を彩る清けき光 The Clear and Mysterious Moonlight ― Various Works of the Moon in Japanese Art@渋谷区立松濤美術館
こんにちは。仙です。
前回のBunkamuraに続いて(すぐ近くなので)渋谷区立松濤美術館にて開催中の「月―夜を彩る清けき光 The Clear and Mysterious Moonlight ― Various Works of the Moon in Japanese Art」に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ。
松濤美術館は重厚な建物。
こちらの展示はタイトルどおり、日本人に脈々と流れる「月」への嗜好を切り口に構成されてます( ´ ▽ ` )ノ。
面白かったよ。昔の太陰暦とか、月をモチーフにした屏風とか、とにかく月に目を向けた展示です(・ω・)ノ。奈良国立博物館から十二天の月天さまもいらっしゃってました。
自分としては武具と工芸品のターンがよかったかな。月の意匠の三所物(小柄〈こづか〉、笄〈こうがい〉、目貫〈めぬき〉の3つの総称で、刀剣の装具)とか、日月文の軍配とかもあった。兜の立物(額についてるマークみたいなやつ)が月になってるのもあったよ。
こういう世界観特有の静かな中にもキレてる派手さがとても好きです。
浮世絵はいろんなのがあったけど、特に月岡芳年の作品がよかったかな。彼の作品はとても耽美です(*´∀`*)ノ。+゜*。。
というわけで、楽しめる展示だと思います。入館料は一般1000円だけど、ぐるっとパスも使えます。11月20日まで。
行きすがらの植え込みの花。秋の花は月に似合うよな( ̄▽ ̄)。
んじゃ、またね。次は週末に。