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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

江戸の博物学~もっと知りたい!自然の不思議~@静嘉堂文庫

こんにちは。仙です。
今年は暑いですなぁ。あんまり外に出たくないよ(ー ー;)。

さて、そんな中行ってきました。二子玉の静嘉堂文庫「江戸の博物学~もっと知りたい!自然の不思議~」です。

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こちらが美術館。陽射しの入り方で暑いのがよくわかる。

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噴水あるけど水は出てない。(水不足になりそうだしこれで正解だけど)

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この展覧会、ポスター見て超楽しみにしてました(≧∇≦)。でも、行ってみるとあんまりお客さんがいなかった(´・_・`)・・・。週末なのにほとんど貸し切りで見れた・・・。何でだろう。もったいないわ(´・_・`)。暑いからかな。展示内容はとてもよかったし(・ω・)ノ。

 

博物学って、イメージとしては何か荒俣宏の世界だよな。
博物学とは、自然に存在するものについて研究する学問(Wikiより)。東洋では本草学。中医漢方薬の原材料の研究とともに発展したそうです(仙人になるための薬をつくる研究だとか)。日本でも独特に発展したよね。LIXILでみたこれも面白かった。

 

impatiens101.hatenablog.com

 

このときの図録がここの物販で売ってた。

 

美術品としては正直見るべきものは狩野探幽の屏風渡辺崋山の絵(遊魚図)くらいだったけど、他の美術館、博物館の展覧会ではあまり見たことないような資料がたくさんあってとても面白かったよ(⌒▽⌒)。


「経史証類大観本草とか、宋時代の本草書でその時代に用いられてた薬草とか薬効のある鉱物とかを網羅してて、いまだに薬品会社の研究室で新薬研究の元ネタになってるんだってさd( ̄  ̄)。まだ未検証の成分とかもあるらしい。

他にも解体新書とか、司馬江漢の天球全図とかあった。銅版画(エッチングかな?)で細密な描写がしてあって、しかも繊細な感じの手彩色がしてあってよかったです( ´ ▽ ` )ノ。

というわけで、おすすめです。夏休みに行くのにちょうどいい感じだよ。8月7日まで。

 

それにしても暑いよね。いつもはここの庭園見るけど、この陽気じゃ無理ムリ。庭師の方はこの季節は大変だよね・・・。熱中症に気をつけてお仕事がんばってください。


でも入口付近のこの辺は涼しげ(^∇^)。

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緑地入口付近。

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何の花だろう。タチアオイかな?

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そして二子玉はやっぱり歩きづらい道が多いよ( ̄▽ ̄)。駅から遠いし、やっぱり路線バス利用がおすすめ。


でもライズの地下のアイス屋さんのクレマモーレはおいしい。

www.cremamore.co.jp


そんで高島屋は東京近郊の店舗でいちばん高級感あっていい感じだよね。何で?謎の力の入れ方です(´・_・`)。

 

んじゃ、またね。次は水曜くらいに更新です。