オークラのあと、もう少しいろいろ見たい気分だったので、一番近そうな智美術館で、「陶の時間・草木の時間 川崎毅と関島寿子」展を見てきました。
智美術館、はじめて入りました。ここって、何か敷居が高いんだよね。
前の通りの坂は、下から上るのはオススメできません。すっごくキツい坂。
一足ごとに「よいしょ」といわないと進めません。
江戸見坂という名前だそうです。昔は眺めがよかったろうな。
智美術館。
看板も「Welcome!」とは言ってない気がする・・・
勇気をだして入ると、
煉瓦づくりの建物と、近代的な綺麗なたてものがあります。煉瓦づくりのほうは西洋館で、大正時代の建物だそうです。迎賓館として使用中の有形文化財。
はじめこっちに入ろうとしちゃった・・・向こうはレストラン棟かと思って。
美術館はこちら。
レストランと併設。
レストラン「ヴォワ・ラクテ」は、非常に評判いいみたいです。中庭(日本庭園)は、こちらから見ることができるようです。でも、一人で入れる雰囲気ではない・・・。
美術館の中は、本当になにからなにまでとても美しいです。階段から、ガラスでできた手すりから、すべてが美術品です。
「菊池コレクション」というとてもよいコレクションがあるみたいなのですが、現在の展示は企画展のみです。
企画展についてですが、川崎毅さんって、広島の美術館でも前に作品を見たような。勘違いかな。家や建物、町などをモチーフとした内的世界を表現した陶芸がとても美しいです。関島寿子さんも、くるみやこうぞなどの木を材料とした工芸で、素朴な感じもあり、暖かみもあり、すてきな作品だと思います。
そして、会場のなかの台とか照明とかが完璧で、浮き出る陰影がとても美しく、作家さんだったら、この美術館で作品が展示されたらうれしいだろうな、と思いました。
また、興味ある作家さんの展示があれば来てもいいかな。この美術館はふらっと来るよりは、何か明確な目的を持ってきたほうがいいかな、と思います。レストランで食事、とか、セミナーや美術サロン、アーティスト・トークでもなんでもOKです。
フライヤーによると、次回の西洋館見学会は9月13日。学芸員解説付見学料とレストランのランチがついて、8000円です。いかがですか?奥さん!!
お茶室(たぶん)もあるっぽい。(中は見えないです)
いつか公開あるかな!?