ブラジル先住民の椅子 野生動物と創造力@東京都庭園美術館・目黒区美術館・夏の暑さについて
こんにちは。仙です。
お元気ですか?私は夏風邪(かどうかわからない)にやられて一週間ほど寝込んでました。胃腸にきて何も(水も)飲めない、飲んだら吐くみたいな症状だったので、わりと真剣に死を考えました。水分とれないって致命的・・・。35度超の気温の中何とか医者に行って今は元気です。点滴ってすばらしい( ̄▽ ̄)。(半年ぶり・今年2回目)
さて、寝込む前に行ってきたんですが、東京都庭園美術館で開催中の「ブラジル先住民の椅子 野生動物と創造力」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
とてもよかったです。建物と展示物がうまーく調和してます。伊東豊雄さんてすごいんだなと思った(東京の会場構成をしてらっしゃいます)。
展示物は見たことない形の椅子ばかり。レプリカでいいからちょっと座ってみたい・・・( ̄▽ ̄)。
隣も植物園だから蚊はたくさんいると思う。虫よけを入り口においてくれてるよ。
本館は旧朝香宮邸ですが、新館はモダンな建物です。順路は本館→新館だけど、私は割と新館から見ることが多いです。
新館の展示室。
こういうビーズクッションが真ん中に置いてあって壁サイドの展示物を座っても見れるようになってます。一度座るとなかなか起き上がれない(´・ω・`)。
かつてブラジルでは椅子は割と高位の人々のもので(神官とか)、女性は椅子には座れなかったんだそうです。なんか考えさせられる話ですが、実物は女子ウケするかわいさ(*´ω`*)。
おさる。
ジャガー。
魚?
エイとコウモリと、何だっけ?
ワニとカエルと、えーっと何だっけ?
いろいろ。
バクだったような。
バクはこっちか。
そして本館へ。本館は総じて趣味が良くてラグジュアリーでかわいいd( ̄  ̄)。
こんな照明の。
こういうタイル。
こういう水回り。
こういう書斎。
ブラジル先住民の椅子はこういう建物・調度品にけっこう合う。ていうかピッタリ。
いつだったかケ・ブランリのお面とかの時も素敵だったよね!
本館の展示物は鳥とか飛ぶ生物が多い。
コウモリは飛ぶよね。エイは飛びように泳ぐとか(適当)。
制作風景。インタビュー映像等は新館の映写室で見れます。部族によっていろんなカラーがあります。メイナクの制作者の方がここの館長さんのインタビューを受けてた。
身分がどうとかいうキャプションをみてゴリゴリに頑迷なマジシャン的な人を想像してたら、思ったより全然合理的な職人肌でびっくり。発注者の注文にはできるだけ応える努力をしてくれるらしいです。けっこう無理目なものも頑張ってくれるらしい。誰か注文する人いませんか?
華族の気持ちで窓から庭を見下ろす。
また来ますね。9月17日までやってるので皆さんもぜひ。
庭園。さすがに誰もいない。暑いからね!
でもやっぱ木陰は涼しいんだよね。
今回は目黒区美術館でも企画展をやってるタイミングでした。「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」です。
詳細は忘れちゃったんですが(ごめんなさい)、アラビアとかマリメッコとか人気の感じがたくさんある感じです。写真可な場所。
これはタイル絵の拡大版。これも写真可コーナーです。陶器の展示が多かった気が。使いやすそうな。
この感じが好きな方はどうぞ。9月6日までです。
でもさ、この2館の間、かなり歩くんだよね。今はめちゃくちゃ暑いし、私は言いたい。無理すんな。意外と9月は涼しい気がします。わかんないけど。
いつもアグレッシブな鳩も(たぶん)この暑さで目黒川の上でまったりしてます。
んじゃまた!
ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ@ 三菱一号館美術館
こんにちは。仙です。
暑いねぇ( ̄▽ ̄;)。 歩いてるだけで体力がどんどん奪われていきます。体調と体重の管理が難しいです。スポドリ、カロリー高いよね。アイスもつい食べちゃいます。 気温が38℃もあるとさすがに自分に甘くなる。
さて、そんな暑さの中行ってきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。
三菱一号館美術館で開催中の「ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ」。
先日、ブロガー内覧会が開催され、それに参加させていただいたのです。ありがとうございます。なので、今回掲載の写真は美術館から許可をいただいています。
ハイブランドの美術館での展覧会と言うと、数年前のトーハク表慶館でのブルガリが記憶に新しいですが、こっちも負けず劣らず雰囲気のある建物での開催です。
終わって外観を撮影しようとしたら 湿気に画面が煙ってしまいました。何たる暑さ。
さすがに豪華な展示で、警備員さんの数も普段の5割増しぐらいに感じます。宝石強盗団とかニュースで聞くもんね。6時過ぎくらいに美術館の中から見る風景。
そして内覧会の参加者層もいつもの美術展の内覧会と明らかに違ってました。普段のギークな感じのする層とは違い、インスタのフォロワーが多そうなキラキラ女子が多かったです( ̄∀ ̄)。 特にティアラのところにたくさんの女性が。人気あるんだねぇ。
それはそうと、基本的なことですが、皆さん、ショーメってご存知ですか?パリのヴァンドーム広場で最も古いジュエラーがショーメなんだそうです。
・・・ジュエラーてなんぞ?
goo辞書で見てみたら
1 宝石職人。宝石細工人。
2 宝石商。貴金属商。
となってたのですが、キャプションを読んでいると、たぶん1とは区別しているようです。2もちょっと違うかな?たぶん1と2のハイブリッド的な意味で使ってるんじゃないかなと思います。
私はショーメというのは、昔(子供の時)、広告とかを見てたのかな ?CHAUMET・・・何て読むんだろう?と思ったのを覚えてます。 そしてジュエリーじゃなくて時計のメーカーだと思っていました・・・。
今回、ショーメ側のアプローチでこの展覧会が実現したようです(・ω・)ノ。去年は中国の紫禁城で開催したんだって。 なんで今大規模な世界を巡回する展覧会を企画したのかな?と不思議だったのですが、 やっぱりいろんな意味で変革期だからなのでしょうね。 どんな老舗であっても、昔からの顧客を相手に昔からの商売をして行くのが難しい時代なんだなぁと思います。ある意味一般へのお披露目的な?
そして私はこうやって美術展の感想をブログにあげていますが、基本的には良いところを探してそれを言葉にするように心がけてます。 心にもないことは言いませんが。
今回、私はジュエリーにそれほど関心がなく、その良さを語れるような知識が足りないなと思ったので本を2冊ほど読んでみました。
もちろん図録も買って読み込んでみた。本はどれも面白かったけど、
結論:写真でビジュアルに訴えるのが一番。
ということで、撮った写真をたくさん載せますね。
主にネックレスとかチョーカー。およびそのコーディネート。
ブレスにイヤリング。ブローチとか。
なぜ人はティアラに惹かれるのか?みんな目をキラキラさせてた。大人気。
模型だけどたくさんある。
昆虫とか鳥の意匠。私は蛇まで大丈夫なのでどんと来いです。
ブレスとか。
デザイン画もたくさん。
この辺は日本部屋。
雷神モチーフ。
蒔絵の箱。
いかがでしたでしょうか?とても良いジュエリーですよね。デザインも技巧もすばらしいと思います。
宝石のグレード自体は2年前にMIHOで見たマハラジャの宝石が最高にインパクトがあったというのは譲れないんですが(本当に次元が違った)、
ショーメはとびっきりの贅沢な空間とエレガンスをジュエリーを通して日本の女性・アジアの女性にも提供してくれるんじゃないかなと思います。
ジュエリーがお好きなら文句なしにおすすめです。興味なくても楽しめることは楽しめます。何と言っても美しいですからね。ここの部屋とかティアラの模型とかは普段から撮影可らしいので、 一緒に自撮りとかしてみてもいいのかなとと思います。
「ショーメ時空を超える宝飾芸術の世界 1780年パリに始まるエスプリ」は9月17日まで三菱一号館美術館でやってます(・ω・)ノ。
ちなみにこの文章の参考にしようと思って Twitter で「ティアラ 魅力」といれて検索してみたらジャニのキンプリの魅力についての検索結果がわんさか出てきました。ファンの人の通称、ティアラっていうんだねぇ。誰が決めたんだろう?
んじゃまた!
特別展 縄文 1万年の美の鼓動@東京国立博物館平成館&トーハクの常設展
こんにちは。仙です。暑いね(;´д`)ゞ 。
元々清涼飲料水など甘い飲み物を飲まないポリシーなのですが、今年は無理です。節を曲げて飲んでます。ポカリスエットとかソルティライチとか。そしてスイカをアホほど食べてる。スイカおいしい。
さてそんな暑い中行ってきました。東京国立博物館平成館で開催中の「特別展 縄文 1万年の美の鼓動」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
これは撮影可能でした。
この時期なので、夏休みに入ったら混むだろうから先に行っとけ系統の展示を優先して行ってます。 すごいわかりやすくて面白かったので、やっぱりお子さんと夏休みに行くのに大変オススメです。
土偶とか縄文式土器とか縄文フィーチャーの展示メインだと 単調になりやすいイメージなんですがその時代の世界の文明と対比させるような構成になっていて、 とても興味深かったです。
土偶っていろんなポーズをしてたりいろんな顔をしてたり、結構バリエーションに富んでるんですよね。
そんで縄文式土器って他の世界の色々な地域に比較して、圧倒的にデコラティブ。 やっぱり太古の昔から続く日本人のメンタリティを如実に表している気がします。バウハウスよりアールデコが好きみたいな。 合理主義一辺倒よりもちょっとオカルトよりな気がします。不合理を愛するみたいな。
弥生式土器はすっきりしてるけど、確か渡来系の影響が強いんだよね?
私は個人的にはさっぱりしてるのが好きなので実用第一のものはとても好きですが。
この「縄文」、いろんな意味でなんか工夫された展示で、見ててとても楽しかったです。夏休みにどうぞ。 会期は9月2日までです。
縄文展のあとで常設展に行ってみたら、新収蔵品のお披露目がありました。
目についた作品を撮ってみました。うまく撮れなかったけど酒井抱一もあったよ。
能面。 三井にも類似のものがありました。
お金がたくさん。
今回は東洋館の方に行ってみました。
インドの仏様はインドの人の顔をしてるよね。
シャガイ占い。チベットの方の占いだって。
動物の骨を投げてその形を見て運勢を占う。要するに易占だよね。短期的な運勢を見るなら易占だよね。 昔易占で株の売買をするのにはまってました。 自分のお金をかけると目の色を変えて勉強できます。
でも必ず現物で。損をしても立ち直れる程度のお金でやりましょう。絶対レバレッジをかけないように!人間ってそんなに強くないのよ・・・。
夢占いも面白い。
インドの細密画はとても綺麗で好きです。
日本人の仕事が丁寧。バティックの染色方法を細かく解説しています。
他の国の神様の像を見ると、日本の博物館に置いといていいのかな?といつも疑問に思ってしまう・・・。
東洋館はあまり人もおらず 涼しくてとても良いところでおすすめです。特別展に来たら 見てみると楽しいと思います。
なんか最近季節が前倒しになっている気がするよね。早く秋風が吹かないものか。そしてもうこれ以上災害のないことを祈っています。
ほんじゃまたね。