アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝@東京国立博物館 表慶館
こんにちは。仙です。
先日のリベンジということで、東博表慶館で開催中の「アート オブ ブルガリ 130年にわたるイタリアの美の至宝」に行ってきました。
始皇帝と大兵馬俑はまた今度ということで。放置自転車がちょっと生活感漂うな。
あと、何ですな。表慶館って、ブルガリに似合ってますな(⌒▽⌒)。
何も知らない人に「ブルガリって今度上野の東博にテナントで入ったんだよ。今は国立の博物館も財政大変だからねぇ(´・_・`)」って説明すればうっかり信じると思うな。
感想は、うん。豪華でキレイだったよ(⌒▽⌒)。
夜間開館だったので、そこまでの混雑でもなく快適に見られました(⌒▽⌒)。ほとんどのお客様は妙齢の女性です。みんな、「あら、すてき。ほしいわ~」と言ってましたが、そんな感じで気楽に見れます。
自分はブルガリの店なんてそうそう行かないから(チキンなのでブランド店にふらっと入って手ぶらで出てくるみたいな芸当はできないのよ)、まぁ、後学のために行ってみた感じです。東博のパスポート使えるし。そんで、あんまり宝飾品をつけたいとは思わない性質なのでちょっと距離を感じたかな(´・_・`)。
貴石(宝石)のグレードの高さと金銀細工の超絶技巧はすごくよくわかるんだけど、トータルで見るとデコラティブ過ぎてあんまり良さがわからなかったんだよね。
もちろん、宝石はそりゃふんだんに使ってるます。一つのアクセサリーに何十個単位で。サファイアとかダイヤモンドとかふんだんに。色も均一で透明度高く、けっこう大きいのを。すばらしいです(⌒▽⌒)。
金銀細工も超絶技巧でそりゃ素晴らしいんだけど、スネークのブレスレットとかを見てると、日本の自在置物に見えてきて、
「京都の清水三年坂美術館とかにありそうだな( ̄▽ ̄)」
とか邪念が湧いてきてなかなか集中できない・・・。
そしてそれぞれの展示品に色んなスターのブルガリ着用写真があります。華やかでよいよ。エリザベス・テーラーとジーナ・ロロブリジーダが2大巨頭かな。本気でコレクターだったらしいです。リズさんのウェディングドレスとかもあったよ。
国籍やタイプが違ったいろんな女優さんのポートレートがあったけど、何故か日本人の女優さんはいませんでした。日本にフィーチャーした部屋もあるのに何でだろう?ルーシー・リューとかはあったのにな(´・_・`)。
最後のほうの部屋では、いろんな映画でブルガリの宝飾品が使われた名場面をつなぎ合わせたムービーが流れてます。昔、高校生のころにクラシック・ムービーにはまったので懐かしく見ました。やっぱりジーナみたいなイタリア系の女優が似合うな(・∀・*)!
それでその名だたる女優さんの中で、巨匠ヴィスコンティの名画「家族の肖像」のヘルムート・バーガー(下のDVDのパッケージで一番手前にいる男優さん)が(たぶん)ブルガリのシガレットケースから癇性な手つきで煙草を取り出してた場面を見て、なるほど、こういう美術のためにブルガリがあるのか!と合点がいきました( ・∀・)つ〃∩ ガッテンガッテンガッテン。
こういうデカダンでスノッブな感じは日本の宝飾品にはない味だわ。やっとわかりましたΣd(・∀・)ナルホド!!。
というわけで、ひとつ利口になりました。見に行ってよかったです(⌒▽⌒)。
トータルで言えば宝飾品がお好きな方にはオススメです。昼は噂によると混雑してるみたいなので、夜間開館がおすすめ(≧∇≦)。11月29日までです。
じゃ、またね。