スサノヲの到来ーいのち、いかり、いのり@DIC川村記念美術館(1)
こんにちは。仙です。
DIC川村記念美術館で開催中の「人と自然のあいだの『精神』と『芸術』 スサノヲの到来ーいのち、いかり、いのり」展に行ってきました。
結論から言いますが、これ、とてもよかったです(⌒▽⌒)。
冒険してる展覧会だと思います。リスクをとりに行ってる感じがします。学芸員さんの熱意を感じます。
行った方がいいです。熱くオススメします(≧∇≦)!
いや、私もこの展覧会の告知を見て、絶対行きたいとは思ったものの、渋谷の松濤美術館に巡回が来るらしいので、それまで待とうかと一瞬思ってしまったんですが、ラクしたい心を振り切って、頑張って川村まで行ってみてよかったです(^∇^)。ここでの規模が大きいから、渋谷ではある程度展示替えがありそうだし。ほんとにオススメ。
でも、そのすばらしい展示を見るにはかなり高いハードルを越えなくてはいけません(>_<)。
そもそも東京から佐倉までそこそこ(1時間くらい)かかるし(京成上野から京成佐倉も同じくらいかかる)、駅からさらにバスで30分くらいあります。
こんな感じの無料送迎バスに乗っていきます。
同乗の人はサラリーマン風の人が数人のみ。
たぶん美術館と同敷地内の研究所に行く人だと思う・・・。案の定美術館入り口のバス停では他に降りる人がいませんでした。「自分、物好き&暇人だな(´・_・`)」という気持ちが沸々と沸いてきます。いや、正当にお休みの日に来ているんですが。
敷地に入っても人がいない。
庭です。大きい池だなあ。
なかなかメルヘンチックな建物ですな。
横のオブジェもすばらしい。(・ω・)ノ
水辺の鳥も丸々しています。
白鳥もガチョウも人馴れしてるし。ていうか、白鳥のほうは遠目に見て
「小さめのスワンボートがあるんだな( ̄◇ ̄;)」
と思いました。それくらい立派な体格をしてます。
本当の白鳥だったなんて!
入ってみると、常設の部屋にはモネもルノワールもレンブラントもあります。それも、何か日本人好みに上品なのがひっそりと。人はあんまりいなくてゆっくり見られます。うれしいけど、心配になります。ずっと維持できるのだろうか?(よけいなお世話です(^◇^;)すみません)
現代美術エリアも見応えあります。
特にマーク・ロスコのシーグラム壁画の部屋がよかったよ。すごい。すばらしかったです。何か、真っ赤ですよね。ひたすら赤い空間。迫力あります。何年か前に売却で話題になってた「アンナの光」とかもこんなオーラあったのかな。見に来とけばよかった・・・。後悔先に立たず。
とりあえず入り口のところにあるこの美術館の創立者、DIC(旧大日本インキ)創業者一族の川村家三代の肖像写真を拝んでおきました( ̄▽ ̄)。
実際にコレクションをされたのは二代目と三代目らしいのですが、それも初代の築いた財産があってのことなのでここは3人平等に。DICが本業でよい業績を上げられますように。そしてこの美術館が発展しますように。
そろそろ紙幅がつきました。肝心の展覧会の感想はまた明日。