江戸名所図屏風と都市の華やぎ@出光美術館
こんにちは。仙です。この頃朝晩涼しくて幸せですo(^▽^)o。
最近の出来事としては、髪を緑に染めましたヽ(・∀・)。てゆうか、美容師さんがミントグリーンだと言ってました。ちょっと見は黒にしか見えません。でも髪を洗うとシャンプーがグリーンに泡立つので確かにミントグリーンです。私はいつもおまかせで頼んでて、どんな髪型にしてもあまり文句を言わないので、 どんな美容師さんにもそこそこ好かれます。いろんな技術を試せて楽しいそうです・・・。ま、失敗したら最悪そのぶん全部切っちゃえばいいと思っているので。髪はまた伸びるからさ( ̄▽ ̄)。
さて今回は出光美術館で開催中の「江戸名所図屏風と都市の華やぎ」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
今回は 出かける時にカメラを忘れてしまったので、じゃあ撮影するものがないところに行こうと思ったのです。 ここは撮影できるところはこのへんぐらいなんだよね。
That’s all!
展覧会は良かったです(⌒▽⌒)。見やすかったです。夏休みの週末、しかもまあまあ会期末が近いという悪条件でしたが、 普通にそこそこ人がいる、程度の混雑状況で、比較的ゆっくり見ることができました。堪能しました(・ω・)ノ。
作品数は、33。少ないですが、江戸や京都の名所図なので、非常に細かいところまで描き込んでいる作品がとても多くて、じっくり見ていると時間はすぐに経ってしまいます。あれ?時間泥棒来た?みたいな感じで。
メインの「江戸名所図屏風」は、作者も注文主も定かではないらしいですが、それがわからなくても見所はたくさんあります。上野の寛永寺とか浅草寺、湯島や神田、日本橋みたいに馴染みの深い場所で当時の人が風俗も交えて細密に生き生きと描かれています。
髪型とか着物の柄とか見てるだけでも楽しいです。
歌舞伎の興行を描いた屏風もいくつかありました。 詳しく見ると、下座の編成とかで制作年代が分かるらしいです。三味線とか入るようになったのはだいぶ後だったんだって。そして作品について、 詳しく役者さんの名前とか演目とかを詳しく調べると襲名時期とかでだいぶ矛盾が出てくるらしいんですが、特に記録として描いたわけではなくて俺的オールスターみたいな世界観で描いたならそれもあんまり不思議ではないような気がします。 あの名前の時の○○ちゃんのあの演目最高だったね、みたいなのであれば。昔の中村座の絵とかもあったわ。
最後のタームは美人画。 肉筆画が多かったかな。 鳥文斎栄之と宮川長春がありました。どっちも好きだから私得。画面がなんかシュッとしてるんだよね。センスあるね、みたいな。モノクロームの中にスポットライトのように色彩が入ってたりとかする。
というわけで結構おすすめです。会期は9月9日の日曜日まで、 丸の内の出光美術館で開催しています。
ところでこの出光美術館、公益法人なのに出光興産の統合話の時にかなり色々な意味で使われてた印象なので勝手に心配しています。ここはこの帝劇の隣という立地で、落ち着いた建物で、集客にあんまり関係しなそうな陶片室があったりするのがいいんだよね。合併完了後にいきなりお台場の派手めの建物とかに移転して、コレクションがモダンアート寄りになったりとかしたらかなり悲しいです。そんなことないと信じますが(´・ω・)。ないよね?
とにかく自分にできることとして、展示ごとに毎回足を運ぼうと思います。応援してます!
涼しくてさわやかな空気が気持ちいいです。このまま涼しくなってくれるといいですね。んじゃまた!
このごろ行った展覧会(ゴードン・マッタ=クラーク展@東京国立近代美術館、オリ博夏祭り!古代オリエント博物館誕生40周年記念祭@古代オリエント博物館)
こんにちは。仙です。
お盆休みですね。皆さんお休みしてますか?私はこの時期は働いてます。電車もオフィスも空いてるし、電話も来ないし、この時期は休んでると私的にはもったいないのです。
そして、私は胃腸風邪が治ってから、すっかり胃弱キャラになってしまいました( ̄▽ ̄;)。百草丸が欠かせません。日野が好き。
万全じゃないです。もうちょっと元気になったら休んで遊びます。
ということで、ブログもちょっと省エネモードです。スマホのカメラで写真を撮ってます。感想も何つーか 、ちょっとしかか書けてないです。気楽に読み流してください。
まずは、 東京国立近代美術館で開催中の「ゴードン・マッタ=クラーク展」 ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
私はこの人のことは正直知らなかったです。予備知識がゼロだったので、名前の響きから、なんか前衛の人かな?立体とかたくさんあるのかな?と思ってたんですが、実は写真と映像の人でした。立体とかも多いけどね。
おしゃれな若者がいっぱい来てました。そういえばビームスが協賛に入ってた。 外国人も多かったかな。
なんか切り取ったのが多かったです。スプリッティング。こんなふうに。
ベルギーのオフィス・バロックのプランだったそうですが、結局外部をスプリットする構想は潰えたみたい。
なんでもかんでもスプリットしちゃうので、個人的には「性癖」という言葉がよぎります。
写真とか素描は結構リリカルでよかったです。
ヤコブの梯子(ゴードン・マッタ=クラーク)
木の素描(ゴードン・マッタ=クラーク)
全体的に楽しく見れました。こういうのが好きだったらおすすめです。
ここは常設充実してるしね。セザンヌ出てたよ!
ゴードン・マッタ=クラーク展は9月17日まで開催してます。
近くの竹橋から見るお堀。水面を覆ってるこれは何の葉っぱかな?
続いては、池袋の古代オリエント博物館で開催中の「オリ博夏祭り!古代オリエント博物館誕生40周年記念祭」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
池袋に週末に行ったのは久しぶりだったので人の多さに驚きました。サンシャインも人でいっぱい。でもここは一番奥まった文化会館の上階なので、さすがに人出はそれほどでもありません。
夏祭りなので、精力的にワークショップをやっていて、護符作りとか ミイラ作りとかベリーダンスとか体験できるみたいなので、夏休みの自由研究とかにいいんじゃないですかね? お父さんお母さん!
純粋に展示の方も詳しくて私はいいと思います。 いろんな護符とか土偶とかあって面白い。
オリエントの神話って、頻繁に日本のゲームとかオカルトとかの元ネタになってたりするので、その方面を好きな方は 面白いんじゃないでしょうか?
こないだ読んだこの本とか、
津軽地方に息づくイタコ・ゴミソ・オシラの系統から連なる民間伝承的な古い信仰についてのルポルタージュなんですが、神職の方は非常に真面目でストイックな信仰を実践されているんですが、自分たちのルーツとしてシュメールをあげてたりして、 興味深かったです。
他にも模型とかの小特集があったんですが、その遺跡の模型がかわいかったです。ちっちゃな人形が置いてあって、何だかマン盆栽を思い出す・・・
夏祭りは9月17日まで。
ミュージアムショップで買った石鹸。
これは割と本気でおすすめ。オリーブ石鹸て、オリーブとローレルで作ってあるやつが多いんだけど、 これはオリーブだけ。税抜き800円でお手頃。
これはメジェド様のブックマーク。メジェド様人気だね!
100円ちょっと。これもお手頃です。この博物館に幸あれ。
んじゃまた。
ブラジル先住民の椅子 野生動物と創造力@東京都庭園美術館・目黒区美術館・夏の暑さについて
こんにちは。仙です。
お元気ですか?私は夏風邪(かどうかわからない)にやられて一週間ほど寝込んでました。胃腸にきて何も(水も)飲めない、飲んだら吐くみたいな症状だったので、わりと真剣に死を考えました。水分とれないって致命的・・・。35度超の気温の中何とか医者に行って今は元気です。点滴ってすばらしい( ̄▽ ̄)。(半年ぶり・今年2回目)
さて、寝込む前に行ってきたんですが、東京都庭園美術館で開催中の「ブラジル先住民の椅子 野生動物と創造力」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。
とてもよかったです。建物と展示物がうまーく調和してます。伊東豊雄さんてすごいんだなと思った(東京の会場構成をしてらっしゃいます)。
展示物は見たことない形の椅子ばかり。レプリカでいいからちょっと座ってみたい・・・( ̄▽ ̄)。
隣も植物園だから蚊はたくさんいると思う。虫よけを入り口においてくれてるよ。
本館は旧朝香宮邸ですが、新館はモダンな建物です。順路は本館→新館だけど、私は割と新館から見ることが多いです。
新館の展示室。
こういうビーズクッションが真ん中に置いてあって壁サイドの展示物を座っても見れるようになってます。一度座るとなかなか起き上がれない(´・ω・`)。
かつてブラジルでは椅子は割と高位の人々のもので(神官とか)、女性は椅子には座れなかったんだそうです。なんか考えさせられる話ですが、実物は女子ウケするかわいさ(*´ω`*)。
おさる。
ジャガー。
魚?
エイとコウモリと、何だっけ?
ワニとカエルと、えーっと何だっけ?
いろいろ。
バクだったような。
バクはこっちか。
そして本館へ。本館は総じて趣味が良くてラグジュアリーでかわいいd( ̄  ̄)。
こんな照明の。
こういうタイル。
こういう水回り。
こういう書斎。
ブラジル先住民の椅子はこういう建物・調度品にけっこう合う。ていうかピッタリ。
いつだったかケ・ブランリのお面とかの時も素敵だったよね!
本館の展示物は鳥とか飛ぶ生物が多い。
コウモリは飛ぶよね。エイは飛びように泳ぐとか(適当)。
制作風景。インタビュー映像等は新館の映写室で見れます。部族によっていろんなカラーがあります。メイナクの制作者の方がここの館長さんのインタビューを受けてた。
身分がどうとかいうキャプションをみてゴリゴリに頑迷なマジシャン的な人を想像してたら、思ったより全然合理的な職人肌でびっくり。発注者の注文にはできるだけ応える努力をしてくれるらしいです。けっこう無理目なものも頑張ってくれるらしい。誰か注文する人いませんか?
華族の気持ちで窓から庭を見下ろす。
また来ますね。9月17日までやってるので皆さんもぜひ。
庭園。さすがに誰もいない。暑いからね!
でもやっぱ木陰は涼しいんだよね。
今回は目黒区美術館でも企画展をやってるタイミングでした。「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」です。
詳細は忘れちゃったんですが(ごめんなさい)、アラビアとかマリメッコとか人気の感じがたくさんある感じです。写真可な場所。
これはタイル絵の拡大版。これも写真可コーナーです。陶器の展示が多かった気が。使いやすそうな。
この感じが好きな方はどうぞ。9月6日までです。
でもさ、この2館の間、かなり歩くんだよね。今はめちゃくちゃ暑いし、私は言いたい。無理すんな。意外と9月は涼しい気がします。わかんないけど。
いつもアグレッシブな鳩も(たぶん)この暑さで目黒川の上でまったりしてます。
んじゃまた!