オルセーのナビ派展 美の預言者たちーささやきとざわめき@三菱一号館美術館
こんにちは。仙です(・ω・)ノ。
寒かったり暖かかったり大変ですよね。花粉は大丈夫ですか?私は飲み始めました、アレジオン・・・( ̄▽ ̄;)。
さて、今回は三菱一号館美術館で開催中の「オルセーのナビ派展 美の預言者たちーささやきとざわめき」に行ってきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。
ここの夜はこんな感じ。田舎者(自分)にはまぶしい・・・。
庭のバラはけっこういつも咲いてるよな。
さて、この展覧会、「ナビ派」ってよく聞くけど、ナビってなぁに?と思いませんか?私はナビっつーとカーナビを思い出す・・・。
入り口に置いてある、カラーのみどころガイド(take freeな状態だった)によれば、ナビ派は19世紀末のパリで、ゴーガンの美学から影響を受けて結成された、前衛的な若き芸術家たちのグループだそうです。「ナビ」とはヘブライ語で「預言者」を意味し、彼らは自らを新たな美の「預言者」と称したのだそうです。ナビ派の代表的な作家はボナール、ヴュイヤール、ドニ、セリュジエ、ランソンなど。
・・・個人的にはあんまりピンと来ないかな・・・。ていうか、仮にも預言者ともあろうものが派閥ってどうなの( ̄▽ ̄)?と思っちゃうので・・・。
いや、ゴーガンはもうちょっと深い考えをしてるのかもだけど。
この展示にある作家の中であえて「預言者」って言われておさまりがいい人を選ぶとしたらヴァロットン( ´ ▽ ` )ノ。このひとは神様からちょっと不吉なメッセージを預かり受けてる感じがする。不穏な感じのするシャープで含みのある画面がいい感じです。
でもドニとかボナールとか、みんなとても美しい作品だよね(๑>◡<๑)。きれいでかわいくてすてきな絵が多い展示だと思います。子供の絵とか見てて楽しいよな。
そしてジャポニズムの影響とかの強い絵も多数あるし、みんな大好きアール・ヌーヴォーっぽい絵もたくさんあります。
そんで(少なくとも私は)あまり見たことない作品も多いので、この機会に見とくのはいいんじゃないかな?興味があればぜひ╰(*´︶`*)╯♡。5月21日までです。
グッズ売場はよかった!食べ物たくさんあった。缶詰とかクッキーとか直輸入の珍しいやつが・・・。お高いけど、絶対おいしいと思うよ(≧∀≦)!
あとミュージアムショップの片隅にこの美術館が開発協力したっぽいカール・ツァイスのレンズを使った単眼鏡があったよ。値段は5万円超。どんな見え方だ(*'ω'*)!
ここの庭、春になるとキレイだろうな。
それではまた。次は週末です。
マティスとルオー展ー手紙が明かす二人の秘密ー@パナソニック汐留ミュージアム
こんにちは。仙です。
今回はパナソニック汐留ミュージアムで開催中の「マティスとルオー展ー手紙が明かす二人の秘密ー」に行ってきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。
ここのJRの最寄り駅は新橋。新橋行くといつもこのビルに寄る。わかるひとはわかると思う・・・。
チケット屋さんたくさんある。美術展のチケットを買う・・・セコくてごめん( ;∀;)・・・でも100円差でも積もればけっこうでかいのよ・・・。
今回の展示は正直、このミュージアムにしてはとても混んでた。人がたくさん来てました。調べてみたらこのタームでテレビで集中的にプロモーションしてるんだね。ぶら美とか。人がたくさん来るのはよいことです。よかったね(*´ω`*)。
そんでこの展示、おもしろかったです。ルオーって昭和の実業家に人気だよね。ここと出光美術館にはルオー部屋があるからすごいなって思ってた( ̄▽ ̄)。
いつも見るルオーって、晩年に近い宗教的な題材の作品が多くて、厚みのある彩色と黒い輪郭線が鋭い印象でした。正直普通の日本人がいきなり見せられると対応に困る類の絵が多いのかな、と。
マティスは色彩明るくてポップなのが多いから抽象でも見やすいですよね。
今回はマティスもルオーも若いときの作品から順を追って見ることができるので見やすくてわかりやすいです(・ω・)。ダメだと思ってた作品も好きになれる。
特にルオー。若い頃レンブラントの再来と言われただけあって、繊細で適度に写実的で光の具合とかすばらしい。学校の授業の課題で描いたらしい「ゲッセマネ」とか、裸婦の発光するような白い裸体とか。レンブラント感あるわぁ╰(*´︶`*)╯♡。
あと、後年の作品でも、聖骸布とかのタピスリーがいくつかあってそれがよかった。ルオーの絵ってタピスリーにすると合うなって思った。平面的になって染色された糸で彩色されるからかな?マイルドになって透明感が出てくる気が。
マティスのほうも、「ジャズ」とかはいろんな展覧会で見た記憶が。あれは切り紙絵が原画なんだね。
彼もやっぱり若い頃はとても端正な絵を描いてます。簡略化を重ねて後年の作品になるのね。明るいレンズで撮った写真のようなキラキラ加減がステキです(≧∀≦)。
あと手紙見ると字もいい感じです。グラフィカルなの。
2人ともポートレートあったけど、顔見るとやっぱりルオーの方が内向的でストイックな感じで、マティスのほうがちょっとリア充よりな表情かも(・∀・)。マティスは子供もかわいい(家族写真があった)。
性格的にはちょっと真逆っぽい感じがするけど、展示してある手紙の内容を見るととても仲がよさそうです。若いときからの長年の友達はいいよね(。・ω・。)。
マティスは他にも手がけた礼拝堂の映像とか流れてます。神秘的な白が印象に残ります。ルオーの方が作品数はたくさんあるかな。
何で昭和の実業家ってルオーが好きなのかな?と考えながら見たけど、ストイックで啓示的な作品の雰囲気かな。
社会的・経済的に高い地位を得た人たちが、次はこうなりたい(。・ω・。)とか次はこう見られたいヽ(´▽`)/とか、そういう気持ちを映し出せるのがルオーの油彩なのかなと思いました(・ω・)ノ。
というわけでかなりおすすめ。3月26日までです。
これは新橋鉄道歴史資料室。
ミュージアムの入ってるビルは休日もパナホームの商談会とかやってる。
本業邪魔したらいかん(´・ω・)。ということで色数落とした写真を。人物うっかり入ってても顔見えづらいと思う(確認してるけどね)。
これは梅かな?
じゃ、また。次は水曜日。
特別展 春日大社 千年の至宝@東京国立博物館 平成館
こんにちは。仙です。
今回は東京国立博物館 平成館で開催中の「特別展 春日大社 千年の至宝」に行ってきましたヽ(´▽`)/。
今のところ混み具合はそれほどでもない。(空いてるわけではないけど)
でも金曜でも特別展は17時閉館なのでそれは注意してね(´・ω・`)。金曜は常設の方は20時までやってるから・・・。
そう、私は案の定間違えた( ;∀;)・・・。でも閉館ギリは他に人がいない独り占め状態で見れるので嫌いじゃない( ̄▽ ̄)。
この展覧会の感想は
- 古神宝がいっぱい(*´ω`*)。鏡とか蒔絵の箱とか。
- 鹿がかわいい。
- 仏様がありがたい\(^o^)/。
- 武具もある。刀とか鎧とか。
- あとは舞楽面とか衣装とか。とても珍しいのが。
釣り灯籠は写真OKだった。
こっちは写真パネル。これも撮影OKゾーンに。
春日大社東京出張所みたいなところも入口付近にあった。けど私は行くのがギリだったためもう閉まってて何をやってるところなのかは不明。
全体的に奈良の旅&春日大社への誘いみたいな感じで解釈しました(⌒▽⌒)。春日大社、いいところだよね。奈良も素朴でいいところだよな。いろいろ回るの楽しいよね。
でも、現地に行ったとしても今回出てる御神宝がちょうどそのとき公開になってるかはわからないし、今回も見ておくのがやっぱり吉だと思いますd( ̄  ̄)。
今回かなり展示のボリュームあるので所要時間は多めに見積もった方がいいのかな。そして展示替えをけっこうドラスティックにやるみたいなので自分の見たいのがいつでるかよく調べてから行ってください。3月12日までです。
以下は常設の撮影可な展示物。特別展閉まってからカメラ持っていろいろ撮ってたら何となく自分のカメラの仕組みが理解できるようになった(`・ω・´)。
ゴールドの輝きは魅惑的。
翡翠がきれいだった。画面暗いのはたぶんもうちょっと露出調整するといいんだな。
これも露出不適切案件。日本刀。
前回の記事の展覧会と何となく似た展示をやってた。
イメージとしてはこんな感じだったよ。
このセンスはかっこいい。
この屏風の作者さん(名前失念しました。ごめんなさい・・・)は若冲との類似性が語られていた。
一休の書。
上野公園の噴水。風が強い日はサイドにいると噴水の水がかかってくる。
写真てむずかしいよね・・・。
じゃまた。次は週末です。