吉祥を呼ぶ展@共立女子大学博物館&湯島聖堂付近を歩く
こんにちは。仙です。何か不純な天候ですな(´・ω・`)。ちょっと風邪ひいてる・・・。
なので今回は近場でさくっと見れるところに行ってきました。九段下の共立女子大博物館で開催中の「吉祥を呼ぶ展」です。
九段下校舎の2号館のところにあります。
このごろはカメラを持ち歩いてますが、さすがに女子大でカメラとか下げてたらかなりの変質者な感じがするので自重。zenfone2クオリティです。
これはエレベーターホールのとこに写ってた所蔵品の映像。家政学部のある女子大らしく、きもの、漆工芸、西洋服飾、ガラス工芸等が主な所蔵品です。
女子大はいいよね。華やかで。*:゜☆ヽ(*’∀’*)/☆゜:。*。。
博物館は基本的に誰でも入れます。でも、警備員さんに申告して名前と電話番号を記入した紙を提出しないといけません。
そして受付から学内に入る手前のエレベーターに乗って地下1階の博物館に行く感じです。基本学生さんには会わない気がする。博物館の中にも学生さんはいなかった。まぁ、会期はじめくらいなら奇特な子がちょっとだけ来るのかもしれないけど・・・。そもそも受付でもらえるカードがないとどこへも入れない。エレベーターも動かない。セキュリティは完璧です。受験生の皆さん、親御さん、安心してください(*^ー゚)b。
博物館は小さ目な部屋がひとつだけ。でもきれいな施設です。
今回の展示物は
- 女性用打掛(花嫁衣裳?)
- 子ども用の着物
- 鏡
- 食器類
みたいな感じかな。もちろんタイトルどおり全部吉祥文様がはいってる。
吉祥文様は
- 海老→腰が曲がって髭があるところから長寿のシンボルとされた。
- 唐子→子孫繁栄
- 橘→古事記にある不老不死のパラダイス(常世の国)に生えている植物なんだってさ。
みたいな薀蓄がいろいと書いてあって楽しいです(。・ω・。)。
きれいだし、誰もいないのでちょっとゆっくり見れます。展示点数もそれほどないのですぐ見終わるよヾ(๑╹◡╹)ノ"。お疲れのときにもおすすめ。でも月~金の9:30~16:30が開館時間なので近くにお勤めか、何か用事のあるときじゃないとなかなか見れないかもな。とりあえずこの展示は2月10日までらしいです。
そんでいい天気だったので湯島聖堂のほうに行ってみた。
空が青かった。
宗教施設じゃないのに絵馬がたくさんある。
こういうことらしいんでちょっとだけお賽銭入れてきた。
静かで雰囲気はいいです。大林宣彦の映画のようで。
帰りは秋葉原のところの橋から電車を眺めつつ黄昏てきた。
アキバは汚い景観のところも多いけど要所要所絵になってるところはさすがです。
んじゃまた。次は水曜日。
館蔵 茶道具取り合わせ展@五島美術館
こんにちは。仙です。
今回は五島美術館で開催中の「館蔵 茶道具取り合わせ展」です。
ここはポスター上手く撮れないからいつも上野毛駅のやつを撮ってる。
外のやつ撮るとこうなっちゃう。読めない(´・ω・`)。
上野毛は高級住宅地。近所に住んでる知り合いに聞いたら有名人の邸宅が密集してるらしくてその面子の名前を聞いてちょっと興奮した。不覚(´・ω・`)。
展示内容はよかったです。期待通りってかんじかな(╹◡╹)。
- 千利休と千道安の字って似てるな。ちょっと筆跡に波っていうかリズムのある感じと、消し炭で書いたみたいなかすれ具合がある。千道安は私は好きかな。お父さんとはあんまりうまく行ってなかったっぽい感じもあるけど(´・ω・`)。
- 今回は茶室起絵図が出てる。茶室の図面がペーパークラフトみたいに組み立ててあるやつ。見てて楽しい。
- 渋谷玉恵裂コレクションは見るからに貴重そうな名物裂がたくさん収集してある。渋谷さんてすごい人だな(。・ω・。)
- 今回の展示室2は朝鮮の陶芸。青磁鉄地の高麗の壺のグレーの発色がとてもすてきだった╰(*´︶`*)╯♡。
こんな感じかな。茶道とかする人はとても興味深い展示だと思う。みんなじっくり見てた。2月12日までの展示です。
庭で写真を撮った。改めてカメラの説明書を見てみてわかった。自分はこれまで雰囲気だけで写真を撮ってた。
本来の機能の1割も使えてない気がする。コンデジも頭いいのな。
とりあえずGR(Digital4)で頑張る。人生は勉強だ。
じゃまた。次は週末です。
超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~@静嘉堂文庫美術館
こんにちは。仙です。
今回は静嘉堂文庫美術館で開催中の「超・日本刀入門~名刀でわかる・名刀で知る~」に行ってきました。
実はブロガー内覧会に参加させてもらって行ってきた(*゚▽゚*)。
日本刀はね、誰かに教えてもらわないとなかなかむずいと思って・・・。(他のジャンルだとわかんないなりに数多く見てると何となくわかってくるけど日本刀って本当に難しい)
ということで、以下の写真は美術館より特別に撮影の許可をいただいてます。
とりあえずギャラリートーク等でのお勉強の成果を。
【静嘉堂文庫美術館について】
- 美術品と古典籍をたくさん所蔵してる。
- 静嘉堂の名前は中国の古典『詩経』の大雅、既酔編の「籩豆静嘉」(へんとうせいか)の句から採った彌之助の堂号で、祖先の霊前への供物が美しく整うとの意味。
- 窓から富士山が見える。
- 今行くと梅が咲き始めてる。2月はいいかも。
- この展覧会はやっぱり刀剣女子がたくさん来てるらしい。初日も10人くらい開館前から並んでたそうです。この立地で・・・。
- やっぱり丘の上にあるから夜はさみしい。閉館早いから問題ないけど。夕方6時でこんな感じ。ひとりだと怖い。
【展覧会の内容について】
- 基本初心者が見るべきところは姿と刃文(はもん)と地鉄(じがね)の3つ。でも詳しいところまではやっぱり短時間で理解するのは無理っぽかった・・・。
- 静嘉堂で所蔵してる日本刀は120位あるけど、今回は30振ほど出してる。国宝も重文もある。刀剣乱舞に出てるのは直接的にはないけど、近いのはある。
- 刀剣類は岩﨑彌之助が主に収集してるらしい。明治初年に廃刀令が出て、良い品がお求めやすい価格でたくさん市場に出てきたから。タイミングって大事だよな。好みの刀は朱鞘の刀。これとか多分彼のfavourite。
織田四天王のひとり、滝川一益が信長から拝領した刀。頭金具に織田木瓜の柄が入ってる。
- これは本多忠為の刀。超イケメンのひとだったらしい。イケメンも大変だよね。何の仕事やってもイケメンのほうが印象に残っちゃうもんな・・・。
- こちらは国宝。手掻包永太刀。大和物(奈良県のほうで作られた刀)の名作。
- 国宝とか重文でなくてもいい刀はたくさんあるので肩書きは気にしないで見たほうがよいそうです。
刀の他にもいろいろありました。
- 「平治物語絵巻」は3巻あって、静嘉堂にあるのは信西巻。他の2巻はボストン美術館と東博にある。
- 三所物は刀剣の外装金具のうち刀の鞘の表裏に差す笄と小柄、柄に取り付ける目貫の三種をいう。基本同じ模様で揃える。オシャレやのう。
- 鐔もある・・・このジャンルは以前に刀剣品評会を大倉集古館に見に行ったら1~3席まで入賞者が全部外国人だった思い出が。日本刀の未来ってどうなんでしょうか?
ということで、なかなか楽しい展示でした。いいものがたくさん見られます。会期は3月20日まで。
正直、これを見ただけで日本刀の良し悪しまではわかるようにはならないと思うけど、きっかけにはなると思います。あとは各自で自習ですよね(´・ω・`)・・・。でも、お好きな方はぜひ一度足をお運びください。
それでこの展覧会に合わせていろんなイベントもやるらしいです。吉川永一さん(宮内庁侍従職御物御剣掛)の対談会とか。そこでひとつ有意義なアドバイスを言いたい。バスをあんまり信じないほうがいい。参加したいひとは早めに行きましょう。私も今回バスで遅れそうに・・・。ていうかみんな内覧会も遅刻してたひと多かったし・・・。休日は二子玉川の髙島屋あたりが混むんだよ(´・ω・`)。駅からすごく遠いけど、潔く歩いたほうが時間読める場合もあると思う。あなた次第です。
それでは今回はこの辺で。
次はたぶん水曜です。