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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

マリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル@Bunkamura ザ・ミュージアムとセラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダン@渋谷区立松濤美術館

こんにちは。仙です。
仕事は収まりましたか?私はおさまりました。3日までお休みです(*^▽^*)。掃除でもするかな〜。

 

さて、今回は渋谷で2つの展覧会に行きましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。まず、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中のマリメッコ展 デザイン、ファブリック、ライフスタイル」です。

 

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マリメッコのプリントとかデザインはかわいいやね。

ウニッコ(けしの花。2番目の写真の赤いほうのやつ)とかシンプルだし鮮やかだし人気あるのわかるわ。ちょっと奇抜なところもあって、日本の気候で育った人が考える色合わせじゃないんだよね(*・ω・)ノ。でも上品でかわいい。そこがよい(*´∇`*)。

 

洋服もたくさんあったよ。うん、ほっこりしててかわいかった。カバンとかも。か・・・かわいいけど、正直平均的な日本人が着たり持ったりすると違和感あるかもしれん(´・ω・`)。
昔ここの黒いキャンバスっぽいカバンひとつ持ってたけど、使い勝手としてはいまいちだったからあんまり使わないまま処分してしちゃったことがある(´・ω・`)・・・。

今回マリメッコの歩みをまとめた章があって、創業者からの看板デザイナーの変遷を見たんだけど、何か自分の違和感に納得。

おおざっぱに分類すると

  • 服飾デザインは北欧の女性
  • 食器類とかは男性(日本人もいる)
  • ファブリックは男女ともにやってる

みたいな印象だったんだけど、創業者のアルミ・ラティアとかはイングリッド・バーグマン(北欧系の女優さん)みたいな骨太の迫力ある美人だったんで、あぁ、このひとが着るのならここの服もすてきだろうな╰(*´︶`*)╯♡とすごく思った・・・。そして他の服飾デザイナーさんも個性的なひとが多くて、多分マリメッコの洋服をじゅうぶん着こなせそうな人ばかりでした。

 

あと、ここはボーダーのTシャツのイメージもあるけど、工場の映像で職人さんがみんな着てたから制服に採用してるのかも。かねがね日本人のボーダーTって着る人を選ぶと思ってたけど、その映像を見て、それは北欧の人でも例外ではないという事実を知った( ̄▽ ̄;)・・・。何かネガティブなこと言ってごめん・・・。

 

インテリア用のファブリックは文句なくきれいでかわいいですヽ(´▽`)/。日本の住宅でも無理なく取り入れられそう。陶器もかわいいよね。

いろいろ書きましたが、マリメッコ好きなひとにはオススメです。是非どうぞ。2月12日までです。

 

そんで、近くの渋谷区立松濤美術館にも足をのばしてみました。「セラミックス・ジャパン 陶磁器でたどる日本のモダンが開催中です。

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感想はこんな感じ。

  1. ダントーのタイルが超かわいい(*´ω`*)。イッタラとかアラビアの匂いがする。何かブランドを育てるべき(上から目線)。
  2. TOTOの作ってた金彩のカップ&ソーサーがかわいい☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆東洋陶器だもんね。食器メーカーだったんだねぇ。上手いこと転身したな( ̄∇ ̄)。
  3. 明治〜戦前までの意匠とかデザインがけっこうモダンでとてもよい。ていうか、浅井忠のけしの花図案がマリメッコのウニッコにとても似てる気が(`・ω・´)。まぁ偶然だと思うけど、1901年だから先行してるし、うまく育てたらすごい財産になるデザインって、日本が蓄積してきた中にたくさんありそうなんだけどなー。もったいないなー(´・ω・)。わかんないけど。責任者はどこか?
  4. 実は戦中の陶磁器のデザイン好きかも。装飾を省きまくって機能的でモダン(*・ω・)ノ。湯たんぽとかストーブとか。質感もちょっとサイバーっぽい感じです。まぁ、発火装置(点火栓)とかには引きますが(・ω・)・・・

というわけで、明治から現在に至るまでの日本のセラミックの変遷が見れておもしろいです。けっこうおすすめ。

意外とねー、明治初年のデザインが攻めててゴージャスだったりしますヽ(・∀・)。見てて愉しいです。1月29日まで。

 

じゃ、今回はこのへんで。
年内もっかい更新できたらいいな。