母がつくった子供服ーインドから日本まで@岩立フォークテキスタイルミュージアム
こんにちは。仙です。
岩立フォークテキスタイルミュージアムで開催中の「母がつくった子供服ーインドから日本まで」に行ってきました。
とりあえず表から1枚( ̄▽ ̄)。ぶれちまった。
そんで、この展覧会もとてもよかったよ(≧∇≦)。
こども服だし、かわいくないわけないじゃん(・ω・)ノ。
簡単な(裁縫が下手な・・・デザインやパターンがアレな・・・)服でもこどもが着るだけでかわいい。大人はね、いろいろあるよね。欠点のカバーのしどころが( ̄▽ ̄)。
でもこの展示に出品されてる子供服はまったく簡単じゃない。おもにインドとかアフガニスタン、パキスタンの辺の儀式用の服だけど、まったくの大人服のミニチュアっぽい感じで、タックやギャザーをふんだんにとり、精巧な刺繍をみっしりほどこして鏡のような飾りもふんだんにあしらってます(≧∇≦)。
超豪華。お母さんが子供の幸せを願って夜なべして作ってる姿が目にみえるよう(⌒▽⌒)。ネックレスとか腕輪とかのアクセサリーもたくさんあるよ。
日本のもあるけど、刺繍とかのデコラティブさがちょっと少ないかな(・ω・)ノ。でも、珍しい黒八丈とかがありました。(ふつうは黄八丈だよね?)
岩立さんがこれらのこども服を採集したのは80年代~90年くらいで、2000年代に入るとアジアの工業化が急速に進み、母の手作りの子供服は急速に消えてしまったらしいよ(´・_・`)。←フライヤーの受け売りだけど。
そう聞くと寂しい感じもするけど、豪華な服は必要があって作られた訳で・・・日本の七五三の晴れ着とかは家の経済が悪ければ我慢させるのもアリだと思うけど、幼児婚の風習とかもある(あった)しな。お母さんたちは自分のできること(悲しいことですが、衣装作るくらいしかないでしょう)を精一杯してたんだろうな(・ω・)ノ。
手作りの豪華な子供服はすばらしいけど、子供はたとえ雑なつくりのTシャツとGパンくらいしか着れなくても、成人するまでは学校行ったり遊んだりできるほうが絶対いいよな(´・_・`)。
でも、コレクション自体はどれも美しくてかわいいのでおすすめです( ´ ▽ ` )ノ。会期は7月16日まで、木・金・土の開館です。
出入り口脇に貼ってあるフライヤーとか。
んじゃ、またね。