ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏@東京ステーションギャラリー
こんにちは。仙です。
今回は東京ステーションギャラリーで開催中の「ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏」に行ってきました。
ここ(ステーションギャラリー)って、世間の流行とはあんまり関係ないチョイスの展覧会するよね(・ω・)ノ。やっぱりJRみたいなインフラ企業が後ろについてると資金的に苦労がすくないのかな。いいぞ、もっとやれ(≧∇≦)
自分は前にやってた大野麥風とかが好きだったな(^∇^)
ジョルジョ・モランディはイタリア最高の画家といわれたひとだそう。
このおじいちゃん。
んで、このひとは一生故郷にとどまって、決まった風景や好きな静物を描き続けたそうだよ。
年譜を見てもライフイベントが極端に少なくて、国外に旅行に行ったら一大事(>_<)。口癖は、写真にあるとおり「ほっておいてくれ(´・_・`)」。
変わり者あつかいだけど、結局は職人肌なんだろうな。
生活のリズムの癖が強いとそれを崩されるのをいやがるひとは多いよな(´・_・`)。自分もその傾向が・・・
でも、このひとは生涯美術教師をしてて、その給料で生活してたのは偉いと思う( ̄▽ ̄)。アーティストのひとは総じて手本にしたほうがいいんじゃないかな。スポーツ選手とか。そういう生活態度は大事だ。
第一イヤなことを断れるしなd( ̄  ̄)。←これ大きいよな。
才能あるスポーツ選手がドーピングや賭博やクスリに走ったり、アーティストがやる気なさそうな作品作ってるのを見るとすごくそう思う(´・_・`)・・・・商売に徹せられればガンガン行っていいとは思うけど。
作品もけっこう好きだよ。
上の看板みたいに同じモチーフを延々と描き続けてるから、見る人によっては退屈と思うこともあると思うけど、私はすき。白磁っぽい壷とか、縞のある陶器とかを角度を変えたり変えなかったりで何枚も何枚も・・・。
彼の作品の中では数は少ないけどエッチングが好きだな。
特に亜鉛版のが。繊細さと緻密さがとてもよくわかる。
風景とか花とかも好きだな。
花は生花ではなく、造花を好んで描いてます。
ふつうのひとは生花の生命力に美しさと魅力を感じると思うけど、彼にとってはいつも同じ美しさをくれる造花が大切だったんだろうな。
同じく風景も目の覚めるような絶景等ではなく、いつも同じ故郷の風景が彼に安心をくれる大事な存在だったんだろうね( ´ ▽ ` )ノ。
というわけで、けっこうおすすめだ(⌒▽⌒)。
東京駅なのでお仕事帰りにでもどうでしょうか。
4月10日までです。
んじゃ、またね。