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cycle time

美術鑑賞ブログです。たまに旅行記とかお散歩の記録とかも書きます。思ったままを正直に。

ゴールドマンコレクション これぞ暁斎!@Bunkamura ザ・ミュージアム

展覧会@Bunkamura ザ・ミュージアム

こんにちは。仙です。今回は渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「ゴールドマンコレクション これぞ暁斎!」に行ってきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。

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またカメラ忘れてテンション下がるの巻。デジカメに慣れるとスマホカメラのチャチさに不満でイラつく・・・。

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この撮影スポットで海外の人がノリノリで撮ってた。

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うっかり連休に行っちゃったので混んでた( ̄▽ ̄)。でもここの美術館は混雑回避できます(*゚▽゚)ノ。週末夜間開館の閉館ギリで行けばいいんだよ。金・土は21時までやってるから。事情が許す方は是非ご検討をヽ(´▽`)/。

 

さて、展示です。とてもよかったです。
暁斎って多作なせいか、いろんな展覧会で作品を見ることができます。浮世絵関連の展示だと暁斎作の錦絵とか必ず何枚かはある気がする・・・。


でも今回は、もちろん前に見たことある作品もたくさんあるけど、ふだん見れないような作品も数多く見られます。お得な気がするヾ(〃^∇^)ノ。

タイトルにあるようにゴールドマンさんのコレクションなので、彼好みの作品なんだろうな。目立つのは

  1. 動物
  2. 仏画
  3. 春画

ですかね。動物画は錦絵とかと違って、ふわっとしてある意味メルヘンチックな印象のものも多い気がする。ピーターラビット的な(・∀・)。グッズ映えがする感じの。


画家ってこれだけ多作だと晩年には描き過ぎが祟って絵が崩れても仕方ないイメージなんですが(個人的に)、暁斎最晩年に至るまで細密で正確なデッサンに裏打ちされた絵ばかりですごいよね。やっぱりこういう技術的なことは昔風に物心のつかないほんの子供のうちから内弟子にしてガッチリ教え込むっていうのも必要かもしれん(・ω・)。
個人的には観音様地獄太夫の絵が非常に美しくて好きですヽ(´▽`)/。
そして春画はいちおう部屋が分かれてるけど、子供連れの方は人の波に身をまかせてるとうっかり入っちゃうかもしれないので気をつけてください( ̄∇ ̄)。

 

というわけで面白い展覧会でした。渋谷に行く際はぜひ行ってみるとよいかとヽ(*´∀`)。4月16日まで。

 

じゃ、また。次は週末に。

特別展「江戸と北京ー18世紀の都市と暮らしー」@江戸東京博物館

展覧会@江戸東京博物館

こんにちは。仙です。
今回は江戸東京博物館で開催中の特別展「江戸と北京ー18世紀の都市と暮らしー」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。

イメージキャラクターは萌趣趣(モンチッチ)。グッズもいろいろあります。

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今回はとても興味のあるテーマだったのでブロガー内覧会に参加して写真を撮ってきました。なので、今回掲載した画像は博物館より特別な許可を得て写真撮影をしております。両国は基本自分の動線の範囲外なのでこうやって強いモチベーションを作らないと確実に期間を逃してしまうのです(´-ω-`)・・・。

最寄駅の両国駅を降りて吃驚。両国駅駅ナカがオシャレに変貌してる(・Д・)。ご存じでしたか?奥さん!!

www.jrtk.jp

両国って手頃なゴハンが食べられない場所だっていう印象だったので(国技館あるし、ちゃんこ屋さんとかお茶屋さんは多分豊富だと思うけど)うれしいです╰(*´︶`*)╯♡。

 

さて、展示です。

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今回の展示は18世紀を中心に、江戸と北京の成り立ちや生活、文化を展観し比較する、という趣旨だそうです。
目玉は絵巻3点(あんまりいい写真撮れなかった。画像を見たい方は公式へ)

  1. 江戸・日本橋の賑わいを描いた「熈代勝覧」
  2. 乾隆帝80歳の式典に沸く北京の町を描く「乾隆八旬万寿慶典図巻」
  3. 康熙帝60歳の式典を描いた「万寿盛典」

どれも細密な技術で魂込めて膨大な人物が描かれてる絵巻です。特に「熈代勝覧」は普段はベルリン国立アジア美術館に所蔵されてて実物をそんなに頻繁に見れません。もしかしたら今度来るときには若冲展のようにすごい混雑の中見なきゃいけなくなるかもd( ̄  ̄)。わかんないけど。今回は比較的空いててかぶりつきで見られるらしいのでこの機会にぜひ。

ちなみに「乾隆八旬万寿慶典図巻」「万寿盛典」を見るときの私の脳内には映画「ラストエンペラー」のテーマが流れる。二胡の入ってるバージョン。


Ryuichi Sakamoto - The Last Emperor

いや、絵巻に描かれてる清朝はまだ黄昏てない時代だけど・・・。

 

以下は心ひかれた展示の写真。

北京の庶民の暮らし。

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江戸の庶民の暮らし。

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北京の人々の子供への愛情。左下のは占いの道具。この箱をこどもに与えてはじめて手にしたものによってその子の将来を占う。梅花心易みたいなものかな。

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右の細かいのは科挙試験のためのカンペ。そこまでするか:(;゙゚'ω゚'):。あと、巻物って試験中に見づらいと思うけど、大丈夫?

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登科録。日本の試験の成績。いちばん上に遠山金四郎がいるの見える?

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女性の婚服。靴を見ると、中国の人と日本人は多分骨格が違うなと思う(幅が狭いんだよね)。

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雍正帝の礼服。

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手前の赤いのは窯変してるんだって。

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ケースに入った小さなフィギュアは蝉の抜け殻と木蓮の花の蕾で作ってるそうです。超絶技巧。左のはコオロギ飼育の道具ラストエンペラーの映画のラストシーンでもコオロギが印象的な使われ方をしてる。中国ではコオロギが愛されてるんだね。

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正陽門の鎮具。これを収めることによって木火土金水の五行のバランスを取って建物を守る。

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これは江戸のほう。鶉会(鶉の鳴き声や姿の優劣を競う遊び)と相撲の絵。

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個人的にはこの展示は親子連れに春休みに来てほしいお勉強案件かな。やっぱり文化や歴史って大事だよ。好き嫌い関係なく知っておくべきだと思います。多分今勉強しとくと将来絶対役立つ( ´ ▽ ` )。勤め先が中国企業の系列になることも無きにしもあらずだし、将来の同僚に中国系の人は普通にいるだろうし。
もちろんこどもだけでなく大人も文化や歴史を知るのは大事だよな。自分も歴史の本とか読むけど文章だけだと頭に入りづらい。こうして現物見る機会があるとすごいプラスなんじゃないのかな。

 

この展示を見てると、正直江戸と北京の2つの都市は接点あんまり無さげだし(´・ω・`)、ファン層というか訴えかける層があんまり被らない気がするんだよな。魅力の種類が違うの(・∀・)。だから多分この組み合わせの展示ってまたの機会に見る、っていうのは難しいと思う。

難しいことにチャレンジしてるとても意欲的な展覧会だと思います。皆さんぜひ見てみるとよいかと。江戸東京博物館で4月9日の日曜日までです。

 

じゃ、また。次は水曜かな?

 

三井家のおひなさま@三井記念美術館&企画展 祭祀と神話 神道入門@國學院大學博物館

展覧会@三井記念美術館 博物館・美術館@大学付属施設

こんにちは。仙です。3月ですな。まだ結構寒いけどそろそろ春物出さなくてはいかん。いきなり暖かくなって着るものなくなると困るしσ(^_^;)。

 

さて、今回はひな祭りには遅いんですが、三井記念美術館で開催中の「三井家のおひなさま」に行ってきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。

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次回は西大寺展みたいです。

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三井家のおひなさま・・・毎年来てる気がするけど、いつ見ても豪華ですごいと思います(*'▽'*)。すばらしい保存状態。お道具類もすべて超絶技巧です。もちろん塗りが禿げてたりする・・・わけない( ̄▽ ̄)。きっと昔は毎年たくさんの女中さんたちが総出で飾ったりしたのかなと往時を想像する。

 

今回は会場のいろんなところに「おはなしは静かな声でお願いします」という立て札がある。きっとみんなお人形を見て思わず「まあかわいい。すごいわねぇ❤︎」という心の声を大きめのボリュームで口にしてると推理します(^_^;)。気持ちはわかりますがそこはぐっとこらえましょう。

 

今回は最後の展示室に「三井家の別荘・城山荘の思い出」という特集展示があります。城山荘とは三井総領家の別邸。じょうざんそうと読みます。城山焼っていう焼物もある。

昭和10年の東伏見宮大妃の城山荘訪問の様子が映像資料で上映されてます。こういうの好きなのでかぶりつきでガン見しました( ・∇・)。
この資料は三井家で私的に所蔵してたもので公的には記録が残ってないらしい・・・これってオリジナルはどんなメディアだったんだろう?その時代8ミリとかあるのかな?戦前の富裕層ハンパない( ̄▽ ̄)。みんなで城山焼の絵付けをしてるのが楽しそうでしたヽ(´▽`)/。

 

というわけで楽しい展示でした。
お人形好きな方ならもっと楽しめると思う。ご興味あれば。4月2日までです。

 

これだけじゃアレなので國學院大學博物館で開催してる「企画展 祭祀と神話 神道入門」です。

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私は行ったときにはおひなさまが飾ってあった。
多分これは歴史あるおひなさま。

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企画展のほうは神話と祭祀ということで、古事記とか日本書紀とかの貴重そうなバージョンがたくさんありました_φ(・_・。

展示を見てると(たぶん)國學院の先生らしき人がお客様を案内して入ってきた。ななめ後ろくらいにさりげなく陣取っておこぼれを拝聴する。けどやっぱり小声なのであんまり聞き取れなくて途中であきらめた( ̄▽ ̄)。

でも説明聞けなくてもそれなりに楽しめました。

資料はどれも貴重そうなんだけど、祭祀の式次第みたいのがすばらしくて驚く(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾


図解を駆使し、人の動線を考慮したマニュアル。すばらしい。やっぱり昔の神職の方々も

  • 頻度がかなり少なくて(祭祀だし)
  • しかも失敗が絶対許されないこと

なのですごく工夫して作ったんだと思う

この技術があればマニュアル作成セミナーとかで稼げそうなレベルです( ´ ▽ ` )。一見の価値ある。
もしご興味あればぜひ。企画展は4月9日までだそうです。

 

写真可能エリアをいつもどおり撮影。

樋口清之先生。本読んだことあるよ。梅干しと日本刀。

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勾玉も剣も絵になるので・・・。

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 黒曜石は日本でもたくさん採れる。

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んじゃまた。次は週末です。