画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル@三菱一号館美術館
こんにちは。仙です。
今回は三菱一号館美術館で開催中の「画鬼暁斎 幕末明治のスター絵師と弟子コンドル」に行ってきました。
今回は気がついたら巷のチケットショップからこの展示の前売りが無くなってたので、早速ステーションギャラリーパスポートの割引使いました。割引きくって嬉しいよね(≧∇≦)。
よく手入れの行き届いたお庭で( ̄▽ ̄)。
暑いのに薔薇って咲くんだね~。
平日の朝イチで行ったんだけど、混んでた。夏休みだからかな?
もっと早い段階で行っときゃよかった(´・_・`)。ま、何時間も待たされるわけじゃないから、ま、いいか。
展覧会の中身ですが、けっこう面白かったよ。タイトルは暁斎が前面に出てる印象ですが、あくまで「暁斎とコンドル」です。コンドルのウェイト、けっこう高いよ(・ω・)ノ。
でも、コンドルさんは建築(設計図)はもちろん、絵もすごい上手いからとても楽しめます。コンドルって、昔、学校で習った「お雇い外国人」のひとりっていうイメージしかないんですが、なかなか日本になじんでた人のようで、日本人の奥さんの写真とか、夫婦で日本舞踊してるところの写真とかもあるよ(^◇^)。
コンドルが描いた絵も超絶上手い。日本の画材とか筆とかに慣れてる感じがします。その上署名の「暁英」の字がうまい。普通に字の上手いひと。私はこのレベルの筆文字はかけません( ̄◇ ̄;)。
撮影コーナーはこの絵。
途中で春画の類のゾーンがあって、そこがひときわ混んでるんですが、あんまりきっちりしたレーティングにはなってなかったですd( ̄  ̄)。暖簾っぽいものでわけてありますが・・・。人の波に押されていくと何となく入っちゃう感じかも。お子様お連れの方は気を付けてください。
内容も、うーーん、「春画」っていうくくりだと、以前に東洋文庫でみた作品のほうがグレード高かったかな(´・_・`)・・・。確か暁斎じゃなかったけど。
暁斎の作品を順を追って見ていくと、やっぱり技巧は超絶凄くって、どんなジャンルの絵にも傑作が満遍なくあります。動物画も役者絵も美人画もいいよ。
「いいよ。何でも描くよ。だって俺何でも上手いから( ̄▽ ̄)」っていう自意識だったんでしょうかね。
個人的には伊邪那岐と伊邪那美図とか、幟鐘馗之図とかの神仏画とかが好きですかね。観音図とかを見てると狩野芳崖を思い出します。やっぱり狩野派だなと思います。
均整がとれてて俗っぽくなくて高貴です(⌒▽⌒)。
ほかにもコンドル像と写真とれる場所とかもあるよ。お好きな方、ぜひお出かけください。9月6日までです。
最後にこないだ東博の常設展で見た暁斎「地獄極楽図」。撮影禁止の作品ではなかったので撮ってみました。凄い絵だな。
じゃ、またね。