生誕130年記念 前田青邨と日本美術院ー大観・古径・御舟ー@山種美術館
こんにちは。仙です。
6月27日から山種美術館で開催している「生誕130年記念 前田青邨と日本美術院ー大観・古径・御舟ー」に行ってきました。
久しぶりの山種美術館。
結局、以前に道に迷って断念した上村松園展には来れませんでした。残念(´・_・`)。
上村松園さんといえば、子供のころテレビでうっかり見てしまった文芸映画「序の舞」を思い出します。
正直いって、トラウマ映画です( ̄◇ ̄;)。これがきっかけでけっこう長い間日本画が苦手に・・・。
子供の頃に微妙な印象を持ってしまったのですが、大人になってから作品を改めて見ると清冽でよい絵の多い画家さんですよね。これから少しずつ見ていきたいです。
教訓:こどもに刺激の強すぎる映画を見せてはいけません( ̄▽ ̄)
さて、今回の展覧会です。
日本美術院のビッグネームの作品がたくさん出品されてます。
自分はこの中だと橋本雅邦が好きだな(⌒▽⌒)。
線がくっきりしてて男らしい絵がいいよね。日本武尊像とかのモチーフにはとてもよく合います。
下村観山の不動明王も好きだな。無駄のない立体的な筋肉描写です。
タイトルの前田青邨は群像画がすばらしいです(≧∇≦)。「異装行列の信長」は家来たち、「腑分」も解剖を見学に来た人々の顔がひとり残らずその人の背景までを物語ってる感じです。
総じて爽やかで美しい印象の絵が多いですよね(^◇^)。
第2展示室には重文の速水御舟「炎舞」もありますよ。ひときわよい場所にいい感じの光量で展示されてます。速水御舟はこちらの美術館にとって思い入れがある画家さんなのですね(⌒▽⌒)。
というわけで、美しくてよい作品ばかりだと思います。お時間ありましたら是非。8月23日までです。
今回はみゅーぽん使ってみました。200円割引。
山種ではカフェとミュージアムショップの割引券もくれて手厚いよ!
じゃ、またね。