三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年 記念特別展Ⅰ 三井の文化と歴史 日本屈指の経営資料が語る 三井の350年@三井記念美術館
こんにちは。仙です。今回は、三井記念美術館で開催されている「三井文庫開設50周年・三井記念美術館開館10周年 記念特別展Ⅰ 三井の文化と歴史 日本屈指の経営資料が語る 三井の350年」に行ってきました。
これ、とても楽しみにしてました。だっておもしろそうじゃん( ̄▽ ̄)。
印象としては、そうだな、三井の関連企業に勤めてたことがある人だったら、とても楽しめるんじゃないかな(≧∇≦)っていう感じですかね。そういう感じのおじいちゃんとかけっこういらっしゃってました。
いろいろあるよ。大昔の総勘定元帳とか、支店長会議の議事録とか、ありえないくらいまっさらな美しい状態で残ってます。千両箱って、テレビドラマで見た感じより小さいよな、とか、新しい発見もあります。富岡製糸場の生糸とかもあったよ。三井三池炭鉱の資料とか。
団琢磨暗殺の記事とかもありました。この人って、確か妹さんがブリヂストンに嫁ぎましたよね。お金持ち同士のつながりって、濃いね。
あとは、そうですね・・・当然と言えば当然ですが、音声ガイドが充実してます。抑え目だけど熱く語ってます。自分たちのことだもんね。誰よりよくわかってる感じです。
三井家諸法度とか、家伝とか、多分ほとんど表に出ない文書とかもいろいろあって面白いです(^◇^)。
ド庶民の感想:巨万の富があるっていうのも大変なんだな(´・_・`)。
だって、何かすごいストイックで。ありえませんが、自分が三井家に生まれてたら、確実に潰れて病んでます・・・。財産とか商売を守るって、厳しいミッションだな(´・_・`)。そして、人の嫉妬のエネルギーって、大きいよね・・・。このごろ実感してます。
結論:トータルでなかなか面白いかったです(^◇^)。関係者の皆様はあるあるとかもあって面白いんじゃないかな。
…それなのに、どうして私のテンションが微妙かというと、それは自分が勝手に想像してたのと違ったから。三井って、戦時中の満州国とかのすごい貴重な資料(役所は焼却しちゃったようなモノ)を持ってるみたいだから、少しでも見られるかと思って期待してたんだよ(ノД`)・゜・。。今のタイミングだとざわつきそうだから、仕方ないのかな・・・
でも、三井記念美術館様はもっとできる子のはずなので、この路線で興味深い展示を企画して下さるのを待ってます(≧∇≦)。あ、この展示は6月10日(水)までです。
今回はミュージアムカフェでランチしました。アサリがたくさん入ってて美味しかったです。ご年配の方も安心のメニューです。
今回は、開催費用を宣伝広告費からも支出してるのでしょうか。入場料はいつもの半額(確か)です。ぐるっとパスを使えばどちらでも同じですが。
次の春信と写楽は通います!
じゃ、またね。