ブリヂストン美術館って、きれいな美術館ですよね。
常設展も充実してるし。お洒落なカフェも併設してます。
ここの
サンドイッチっておいしいらしいですね。
食べたことないですが。いや、限定30食らしくて、
けっこう売り切れてるので、つい食べはぐれてるんですよね。
今回、現在手持ちで、
東京駅周辺美術館共通券×
2と
ぐるっとパスが1冊あるので、
使用期限とラインナップを考慮して、
この展覧会に行ってみることにしました。
ひととおり作品をみて思ったことは、この展覧会のテーマって、
誰が決めたの?っていうことです。改めて考えてみたら、
それって私にとってはすべての美術館に共通の謎です。(
詳しい人はもちろんわかってるんだろね)
この展覧会で何を観客に伝えたいんだろう?
スタッフさんてチャイナドレス好きなのかな?
見ていてそこら辺があんまり具体的にイメージできなかったよ・・
・教養がなくてごめんね・・・(><)。もちろん、解説を読むと、
歴史的な背景とか学術的な意味とかはわかりますが。
多分、私はもうちょっとパッションがほしいのかもしれないです。
チャイナドレスを描いた絵って、ここがいいんだよ!
ここを見てね!!的な。
でも、もしかすると、
それって美術館自体の個性なのかもしれないです。
ここのコレクションって、あんまり偏りなくて上品だよね。
もちろん、面白いな、ってところもたくさんあったよ。
1.
藤島武二 藤島さんって、チャイナドレスがほんとに好きなんですね。
この人だけは私にもわかる。認めます。
(偉そう)チャイナドレス萌えがひしひしと伝わります。
モデルの女性が全員とても美人です。(特に横顔)
2.キャプション
キャプションが丁寧です。情報量も多いし、
周辺の関連情報とかも満遍なく拾ってくれててわかりやすいです。
「お客さんに少しでも楽しんでほしい」という誠実さを感じます。
3.いい絵がたくさん
いい絵、たくさんあります。
私はやっぱり
藤田嗣治と
梅原龍三郎が好きです。
久米民十郎とかもよかったよ。
ただ、このあたり、チャイナドレスがメインかと言えば、
ちょっと違う気がします・・・
このなかで、
正宗得三郎さんは、
奥様が自作したチャイナドレスを着たところをモデルに絵を描いた
そうですが、昔の女の人って大変ですよね。
実物見たことないものを作るって無茶だよvvそれでも形になって
るのがすごいvv
でも、絵を実際見ると、
「日本人女性が中国「風」の服を着ている」
ことがはっきり出てます。誰が見てもそう思うでしょう。でも、そこがいいと思います。
この絵のみどころは、チャイナドレスではなく、
そこはかとなくにじみ出てる抑制の利いた夫婦愛だと思いますが、
どうでしょうか・・・。
何か読み返したら、ちょっと文句言ってるふうかもしれないです。
あまりdisらないように気をつけてるのに。(反省)
でも、切り口は面白いと思うし、何よりもすべてが華やかでキレイ!!
こんな展覧会もツボに入ればとてもハマるのかもしれないです。
そんなハイ・リターンな展覧会と出会うことを夢見て、
ピンとこないタイトルの展示にも、
興味の向くままに今後もでかけようと思います。
ブリヂストン美術館さんにも通います!今後ともよろしく!(
読んでないと思うけど・・・)