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基本は美術鑑賞ブログです。たまに他の種類の記事もあります。「とりあえず正直に」がモットーです。

マグリット展@国立新美術館

こんにちは。仙です。
国立新美術館で開催中のマグリットにいってきました。

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雨の金曜日の夜間開館です。
駅のポスターを撮りました。雨の夜なので外の看板は撮れないし。

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今回は大した混雑ではなく、快適に見られました(⌒▽⌒)。天気のせいか、金曜の夜はいつもこんなもんなのか、それはわかりません。(・ω・)ノ
ただ、けっこう作品数があったのが想定外でした。6時半から見始めたので、8時までに見終わらなくて最後流し見になってしまった(´・_・`)。不覚。時間ないときは音声ガイド借りたらダメですね。学習しました。あたりまえですが、閉館時間過ぎると警備員さんにめちゃめちゃ急かされます。時間配分には気をつけましょう(・Д・)ノ。

 

マグリットって、いろんな展覧会でたまに見ます。
常設にあるところもあったような・・・。横浜美術館とかになかったっけ?それでうっかりマグリットってどうかしてる人( ̄▽ ̄)」みたいなイメージを持ってたのですが、何か違いました。
マグリット、意外と商業的でキャッチーです。
特にデザインを生業にしてた若いころの作品。明るいね。好きです(≧∇≦)。
シュールな作品は基本的に好きなのですが、足下が崩れるような不安定さを感じるものはザワザワして微妙です。そういう作品を作る作家さんって、たいがい年譜を見るとアルコールとか薬物の害に苦しんでたりします(´・_・`)。マグリットはいろんな面で健康そうです。わかんないけど。
他のシュールレアリズムの作家さんのように、不穏な構図の絵もけっこうあります。でも、辛い体験は自分の中で昇華されてるっぽい印象です。生な苦しみは伝わってこないので鬱な感じではない(※あくまでも私の感じ方です)。「僕にも昔こういう辛いことがあってね(・ω・)ノ」みたいな。家庭が平和だったのかな。
お子さまでも大丈夫。ってヌードはある程度あるな。女性のヌードが人物の顔になってるトロンプルイユの「陵辱」とか。やっぱダメか( ̄▽ ̄)・・・。

 

時代別の展示になってますが、戦時中や戦後すぐの絵は明るくて優しい色使いで、むしろ人気ありそう。「シェヘラザード」とか、不思議の国のアリスとかイメージにぴったり合ったかわいさと美しさの作品です(≧∇≦)。反戦メッセージとか、多分裏テーマではあったりすると思いますが。

 

そして晩年近くになるとSFっぽい、ちょっと不思議な感じの絵が多くなります。ポスターにもなっている「空の鳥」とか。「ゴルゴンダ」とか、山高帽の紳士のモチーフも数多く登場します。ごく普通のやさしい日常生活の中に不条理な要素を忍ばせてる感じです。
あんまりどぎついシュールさではなく、間口広くどなたでも楽しめる不思議さです。見てて楽しいよ(^◇^)。

ただ、青空に白い雲が浮かんでる絵を「呪い」と名付けてますが、こういう空に何かわだかまりがあるのだろうか?ちょっと気になりました。「空の鳥」は、航空会社の広告にもなったらしいですが、曇り空に鳥が青空と白い雲を連れてくる絵です。・・・大丈夫かな?縁起悪くない?ちょっと心配になりました。

 

グッズは充実してる印象です(⌒▽⌒)。絵はがきはベルギー直輸入だそうです(たしか)。おいしそうなお菓子とかもあるよ。係の方は山高帽をかぶってがんばってます。みなさんお似合いですよ(≧∇≦)。

 

という訳で、万人が楽しめそうなよい展覧会だと思います。おすすめします。時間配分に気をつけてね。
あ、あと寒い。冷房すごい効いてた。夜だったから気になっただけかな。寒いのイヤな人は何か羽織ってね。

じゃ、またね。次は五島美術館の巻です。