ルーヴル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄@国立新美術館
こんにちは。仙です。国立新美術館で開催中の「ルーヴル美術館展 日常を描くー風俗画にみるヨーロッパ絵画の神髄」展をみてきました。
やっぱり国立新美術館の建物は私の中では東京ビッグサイトの上位変換かもしれない。同じ箱に入ってます。
マグリット展にも来たいな(⌒▽⌒)。
いや、3月9日にテレビで大々的な特番があって、18日からは高校生無料期間スタートらしかったので、今しかない!と思い、週末ではありますが、頑張って行ってきました。
結果、すでにけっこう混雑してました。(・_・;←(行列苦手な人の主観です。)でも、入場制限はなかったし、ちょっと待てば観られる程度だったので、まあよかったのかな。
この展覧会は日テレ主催なので、こんな感じで名探偵コナンがイメキャラらしいです。ジュニアガイドももらえるよ。
音声ガイドもコナンくんと日テレ升アナが担当しているジュニア用も選べます。私は普通のやつを借りました。混んでる中でキャプション読むの疲れるし。
周囲から漏れ聞こえてくる感想によると、やっぱりジュニア用の方は情報量少ないらしいです。そりゃそうか。
全体的な感想としては、そうだな、ルーヴルって多分すごく大きくて収蔵品ハンパないんだろうな、っていうのはわかったな、っていう感じです(・Д・)ノ。
例えて言うなら、ルーヴル美術館っていうロールケーキがあったなら、その中の風俗画という果物が入っているところを一切れ持ってきた、みたいな。(わかりづらい?)
ということで、お好きな方にはたまらないかと。
私も、けっこう楽しめました(^◇^)。
- 古代エジプトのオストラコンが保存状態よくて驚いた。
- レンブラントって、やっぱりすごいんだな。観ていると自分も絵の中に入れそうな気がする。
- ホントホルストの「抜歯屋」のまわりに人がたくさんいました。これ、映画「アウトレイジ」で石橋蓮次が歯をめちゃめちゃにされる場面を思い出した。「痛くない治療です」と言って騙された客の歯を麻酔なしで抜くって・・・怖いよ・・・ ( ̄◇ ̄;)
- ムリーリョの絵もよかった。貧しい人に寄せる慈悲の心が感じられます。ただ、言っちゃいけないかもしれないけど、ノミとりのポーズってちょっとエロティックな気もする( ̄▽ ̄)・・・
- フェルメールの「天文学者」のゾーンは、最前列が「立ち止まらないで歩いてみてね」レーンで、じっくり見たい人は後ろから、という東博でよくやってるパターンでした。まだそこまで混んでないから立ち止まってた人も(よっぽどじゃなければ)注意されてませんでした。私はもちろん歩いて観たよ。何周もすればいいことだし。後ろからも見ました。けっこうゆっくり見れました。満足(≧∇≦)。
- 狩りの情景を描いた絵のゾーンもありました。パウル・ブリルの鹿狩りの絵が美しくて幻想的でよかったかな。象狩りの絵は見ててイヤな気分に・・・何と無慈悲な狩りのスタイルだろう・・・
- ジョセフ・マリー・ヴィアンの「アモルを売る女」が美しかった。売られるアモル(天使)。買い手のブルジョワ女性が大して乗り気じゃなさそうな憮然とした表情なのが興味深い。
- コローの絵がいくつか。この人の人物画、好きです。抑えた色気のある絵です。
こんな感じかな。
ルーヴルの香りの感じられる展覧会だと思います。
風俗画がお好きな方は是非どうぞ。無料期間とか、自分がどの年齢層に属するかで行くべき期間が違ってくる気がするので、事前に調べてくださいね。6月1日まで。
グッズは今回普通だったな。すてきなメガネとかもあったけど、グッズ売場で買う気はしないし。かけ心地がわからん。
あと、ロココ調の換気扇カバーとかもありました。使えるかどうかわからなかったので買わなかったけど、ウケた。お菓子もおいしそうだったよ。
長くなりました。じゃ、またね。