さて、後編です。
そのほか、ポスター等にも登板してる、マネの「笛を吹く少年」やミレーの「晩鐘」、モネの「草上の昼食」等も展示されていて、さすがの貫禄です。
「笛を吹く少年」の音声ガイドでは、少年が吹いている笛「ファイフ」の再現楽器の音色が収録されています。いわゆる木管楽器の、想定内の音色なんですが、澄んだ美しい音色です。ピッコロみたいな。
楽器も現物が休憩室に展示されてます。もちろん絵に忠実な姿をしてます。
「草上の昼食」は、やっぱり迫力のサイズ感でしたし、「晩鐘」も真摯な祈りが伝わってきます。
あとは、マネの晩年の作品とかも力を入れてるみたいで、複数展示されています。力の抜けたとてもよい絵だと思います。
ルノワールは、女性の肖像がさすがの安定感だったし、ホイッスラーもよかった。
そうそう、出品リストはこんな感じ↓です。
ピンクでかわいいよね。「部数が足りないから一人一部でお願い」って注意書きが書いてあったけど、想定より早く無くなりそうな予感が・・・。増刷するのかな?多分するよね?
音声ガイドはやっぱり550円vで、ふつうな感じでした。音楽とかはいいかな?
ナビゲータは俳優の東出さんという方なのですが、キライではないのですが(顔はむしろ好き)、ちょっと口跡に難がある印象です。何か・・・いろいろと頑張ってね。(ファンの人ごめんなさい)
ショップは例によって充実してます。
図録には、1300円のミニ図録とかもあります。ぱらぱら見たら、解説等のテキストはほとんど入ってませんが。(そりゃそうか)部屋に置いておくのにはよいかもしれません。軽いし。
グッズは、ジャマン・ピエッシュの「笛を吹く少年」モチーフのキーホルダーがとてもかわいくて、一瞬、買おう!!と思ったのですが、迷って迷って迷ってやめました。だって・・・13,000円もするんだもん・・・。欲しかった・・・。そのうち買いに行っちゃうかもしれません。
ということで、結論として、とても充実した展示だったと思います。フランスのオルセーのほうには縁がない私のような人にはとてもよい展覧会なのではないでしょうか。会期は長いので、良い日を選んで鑑賞されてください。
指輪展のチケットはあるんだけど単眼鏡はまだ買えてない仙でした。ではでは。