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ヒトラー、最後の20000年@下北沢本多劇場

こんにちは。仙です。
今回は観劇下北沢本多劇場にて上演中のヒトラー、最後の20000年」を見てきました。

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演劇に興味ないひとにすれば、何のこっちゃ(´・_・`)な感じだと思いますが、これはケラリーノ・サンドロビッチ(KERA、劇団ナイロン100℃主催)作・演出×古田新太座長企画のお芝居です。

 

これ、全編とても面白かった(*^_^*)。笑いっぱなし。
おおざっぱに言えば、古田新太演じる名探偵が助手を引き連れてタイムスリップし、ヒトラーのユダヤ人虐殺をやめさせようとする話なんだけど、話が入れ子のような複雑さで、でもナンセンスコメディで、っていうお芝居です(・ω・)ノ。
私は学生のとき、年輩のドイツ人教授がヒトラー関連の話題で激怒した様を見たことがあるんで、このあたりを茶化した芝居を見てると怒られそうで見てて何かドキドキしました(・_・;。でも、その辺含めてとても面白かったです。

そして、いつも洒落ててすごく感心するオープニングのタイトル映像は今回も凝りまくっててよかったです。映像の世紀みたいなナチスドイツの実写映像に今回の役者さんの映像を上手く合成してます。まったく違和感ない超絶技巧ですげー感心した。
たしかにほとんど何もないけど、少なくとも笑いと感嘆は残るとてもよいお芝居でした( ´ ▽ ` )ノ。

何かろくな説明になってませんが、当日券あるみたいなので、もしご興味あればぜひ。8月21日まで下北沢本多劇場です。

 

自分は昔演劇好きで、頻繁に観劇に行ってたことがあったんだけど、あるときを境にやめました(´・_・`)。理由はいろいろあるけど、いちばん大きかったのが開幕直後に行ったとき、けっこうな割合でグダグダなものを見たことかな(´・_・`)。
  そんでそれを人にグチる

 →ファンのひとがそれをかばう

 →知るかボケo(*≧д≦)oと思う

という負のスパイラルにはまってしまいました。
でも、ナイロンやKERAさん演出の舞台ではそういうイヤな思いはあまりしたことがないので、チャンスがあれば行くことにしてます。
開幕直後にいったんですが、かなり笑えたのでやっぱりすごく稽古積んで作り込んでるんだろうな~と思います。よいお芝居でした(≧∇≦)。

 

下北沢はかなり変わったけど本多劇場は変わらないな。

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んじゃ、またね。次はたぶん日曜日。