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本気のひとり旅におすすめの場所@吉祥山永平寺

こんにちは。仙です。
今回は、ゴールデンウィークに行ってきました。福井県永平寺の旅日記です。旅っていうか、親族の法要目的なんですが。
同行者の強い希望で、永平寺参籠(永平寺内に泊まること)というものをしたのですが、すごい独特だったのでちょっとだけ書き残しておきます(・ω・)ノ。

参籠って、多分誰でもできると思うけど、宗派による制限はあるのかな?

 

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一言でいうと、すごくハードです( ̄▽ ̄)。

飲酒、喫煙、外出すべて厳禁です。
いや、寺社の宿坊に泊まったことは何回かあって、「今時は旅館とたいして変わんないな」みたいに思ってたので、軽い気持ちで泊まってしまったんですが、とんでもなかったです((((;゜Д゜)))))))。

 

まず、「こちらに泊まっていただくのは修行ということですので、私語等はつつしんでいただきます( ̄^ ̄)ゞ」みたいなことを受付で最初に言われます。

いかに家族で泊まろうが仲間同士で泊まろうがみんな静かです。修行だから。

世間がいかに連休でチャラチャラしようが関係ないです。修行だから。

タイムスケジュールもガンガンに詰め込んでます。修行だから。

宿泊者は団体行動ですが(基本男女別に二列に並ばされて移動する。座禅時はいっくら寒くても裸足です。)、何しろ静かなので一人でもまったく寂しくないと思います。真の意味での一人旅におすすめ( ̄Д ̄)ノ。あくまでも永平寺に興味があればですが。

 

早い時間に到着しても、17時半に夕食、18時から座禅、講話に映画、その前じゃないとお風呂に入れない・・・みたいなタイトなスケジュールで21時に就寝。そんなに早く寝れない、みたいなことも言えません。午前3時には起こされるので(´・_・`)。
3時に起床、布団たたんで身支度して、3時半からは座禅、勤行、それが終わるとはじめて中を案内してくれる、みたいな。チェックアウトまでこれまたハードです。

食事は精進料理、マクロビの元祖みたいな味です。もちろん黙っていただきます。箸先をお茶で洗って、そのお茶を飲み切らなくてはいけません。それは別によいのですが、水分もうちょっと摂りたい・・・。
お風呂は大きいですが、シャンプーもリンスもドライヤーもないです。そうだよね・・・坊主頭なら全部いらないもん・・・( ̄◇ ̄;)。

ということで、世間に逆らって無欲の境地を求める旅におすすめ
禅に興味があればとてもおすすめです。雲水さんに色んな疑問を聞いてる人がいました。仏教書を読み込んでそうな。

ちなみにこの参籠は、これでもお客様待遇なんだそうです。夕食もけっこう出るし(成人男性には足りないと思うけど、修行中のお坊様は多くても一汁二菜です。)。2泊3日以上のコースはもっともっとスパルタだそう。
私は・・・一回でいいかなσ(^_^;)(根性なくてごめんなさい)。

 

内部は何の注意書きもなかったけど、写真撮る雰囲気ではないです。撮る余裕もない。外に出てから数枚撮りました。
キレイなところです(≧∇≦)。

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何百年も続いてきた歴史があります。

 

ちなみに北陸新幹線はキレイで早かったです。

帰りに寄った富山県はとても美しいところで、金沢は大混雑でした。
じゃ、またね!