続きです。
私が聞いたギャラリートークでは、主に”バローチ”についてお話されていました。バローチというのは、パキスタンの中でもイスラーム寄りの砂漠に暮らす遊牧民(現在は半定住)だそうです。敷物とかは黒を基調としたモノトーンで、衣装は鮮やかな色彩(家の中では目を休めるために暗い色調にしてるそうです。ホントかな?)砂漠の砂嵐や雨水を通さない密度の刺繍です。
展示品にそこまで時代がある訳ではないんです。20世紀中盤のレーヨンの生地とかね。でもやっぱりその手仕事がバローチの昔々の栄華に満ちた歴史を感じさせます。
それで衣装もキリムもとってもかわいい!!!すごいかわいい。靴も(ブーツとか)アクセサリーもあるけど、コーディネートのバランスが完璧(^^)。かーわーいーいー!!!美しい!!どっかのメゾンのコレクションラインに出てきても違和感ないです。キリムもいいよ。三角モチーフが多用されてるんだけど、三角って魔除けの意味があるそうです。
結論:時間があれば是非行ったほうがいいです。おすすめです。入場料300円だし。
それでずーーーっと長居してしまいました。マダムたちがお帰りになったら急に人口密度が減ってじっくり見れました。
帰りに勇気を出して写真撮影をお願いしてみたら、基本的にはご遠慮願ってるそうですが(ですよねー)、とっても気に入ったのがあればそれだけなら・・・ということでお許しいただいたので、ベストコーディネートだ!!と思ったショットを。
急いで慌てて撮ったので上下が切れちゃった(><)
写真が下手で悲しい・・・。
でもいいでしょ?かわいいでしょ?刺繍でいっぱいでしょ?サンダルもいいでしょ?こういうのたくさんあります。子供服もかわいいよ。
そうそう、ここ、いろんな後援会(Lecture)をしてるみたいです。次は9月30日(火)13時~。John Gillowさん(確かケンブリッジの先生。染織研究家)の講演があるみたいです。収集品のトランクショー(販売会)もあるみたい。
何が出てくるんだろう・・・興味深い!!!行ってみたい!!
けど、平日なんだよね・・・。でもまだ残席けっこうあるみたい(係りの人の会話を小耳にはさんだ)ので、お時間ある方はぜひ。
と、人が来ないブログで宣伝してみる・・・。
他にもいろいろあるよ!是非一度行ってみてね!!
ということで、そろそろ気が済んだので民芸シリーズは打ち止めです。
次はパナソニック汐留ミュージアムの巻です。またね!!