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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

暑さと哀愁(TOPコレクション メメント・モリと写真 死は何を照らし出すのか&アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真&アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真&瞬間の記憶~創刊150周年~スポーツ報知 報道写真展@東京都写真美術館)

こんにちは。仙です。暑いですね。溶ける。

今回は恵比寿の東京都写真美術館です。

恵比寿は三越が亡くなってからはじめて行きました

オワコンと呼ばれて久しい百貨店ですが、いざなくなると寂しい。
今は地上階は改装中らしいです。何が入るんだろう。

地下も寂しい

暑いのに哀愁の秋風が恵比寿に吹いてる。テナント入ってない建物は寂しい。全盛期の輝いてる姿を覚えてるだけに寂しい。

地下のスーパーだけは明治屋が入って高級ぽくきれいにやってたけど・・・。

 

まあそんな話は置いといて東京都写真美術館
今回の企画展はどれも興味があったので行きました。セット券で1200円くらい(忘れた)。一応まだ三越伊勢丹のMIカードの割引がききます。

 

さて展示。まずこっち。「TOPコレクション メメント・モリと写真 死は何を照らし出すのか」

何かタイトルを見て、万一鬱な展示でド鬱な気分に引きずり込まれたらどうしよう?という懸念があったので一番最初に来ました。暗い気持ちで帰るの嫌だ。

 

実際見たら、そこまで鬱展示じゃなかった。よかった。逆にあまり死の匂いも感じませんでした。死体が写ってるっぽい写真もあったけど、一番リアルな死を感じたのは最初にあったホルベインの小さな版画。あとは東松照明さんの浦上天主堂の写真もよかったです。被爆したキリスト像とかロザリオが悲惨な姿で写ってる。(他のもだけど)欧米に持っていったらかなりざわつきそう。

 

そしてこっちもよかったです。「アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真&アヴァンガルド勃興 近代日本の前衛写真」

いいよねアヴァンガルド。

好きなので写真可のやつを撮りました。貼ります。

球体関節人形

ここは所蔵品が撮影可だったんですが、所蔵品と貸与品がけっこうごっちゃにあるので注意。私も並びで思わず貸与品を写してしまい、誰にも見られてなかったけどあわてて消しました。うっかりここに載せたら大変だしー。

安定のマン・レイ

この人の写真好き。

この人の作品も好き。

この人も好きかも。

終戦の日の太陽。暗闇の中の光。

おもしろかったです。見てて明るい気分になれました。やった!!

 

最後は「瞬間の記憶~創刊150周年~スポーツ報知 報道写真展」

これは何にも考えないで見れました。昔の女優さんとか美しいですよねー。
そして思った。長嶋茂雄さんはいい写真多い。なんでだろう?

逆にイチローとか松井とかは業績に比していい写真が少ない印象です。(野球まったくわからないので間違った感想かも)一瞬報知だから読売外はダメなのか!と納得しかけたけど、よく考えたら松井ってもともと巨人でしたよね?不思議。

 

ということで、トータルでおすすめです。お近くに行かれた際はぜひ。会期としては報道写真展はもう終わりますが、あとは夏休みいっぱいくらい。調べて行ってみてください。

 

コロナは爆発してますね・・・いろいろがんばりましょう。
んじゃまた!