春の気配(文様のちから 技法に託す@根津美術館)
こんにちは。仙です。
いやぁ、怖いですよね。オミクロン。感染力半端ないらしいじゃないですか。怖っ。今年もこういう気楽な記事を書いてられる期間は短いかもしれないですよね・・・。でもなるべく中断せず続けたい。細く長く。
今回は、根津美術館で開催中の「文様のちから 技法に託す」です。
ところで、こんなブログに来てくれるようなマニアな人は知ってるとは思いますが、「根津美術館」と聞いたら普通の人は「たぶん上野のほうにある」と思うはずです。だって「根津」だもの。でも実は根津は創立者の苗字なだけで地名ではありません。表参道の浮世離れしたお洒落な街並みの中にあります。ブティックブティックカフェブティックブティック神社ブティックブティックみたいなならびです。道行くワンちゃんは当然服を着て、靴を履いてます(全部ではない)。元来田舎者なんで、行くとき緊張します。久しぶりの種類の緊張でした。
そして今回の展示「文様のちから 技法に託す」は、貸借の調整が難しかったのか、正直館蔵品ばかりです・・・が、やっぱりきれいですよね。
自分は後藤一乗の剣装品の金工がよかったかな。あとはいつも上階にある饕餮紋の青銅器とか。螺鈿の箱とかもよかった。
なんかふわっとした感想しかなくてゴメンなのですが、仕方ない。こういうのってたぶん存分に楽しむのはすごーく教養が必要。友禅とは江戸時代に宮崎友禅がはじめた染物の技法で・・・みたいな。この本
で少し勉強しましたが、おぼえきれません。
でも、何も知らなくてもその美しさで十分楽しめます。オススメです。今回の企画展は2月13日まで。
上階の展示は、新春恒例の「百椿図」と「邸内遊楽図屏風」がよかったです。後者のテーマは若衆茶屋。BLブームの昨今ですが、なかなか生々しいです・・・。
百椿図はただただきれい。やっぱりこの季節は椿だよね。この間、NHK「趣味の園芸」でも特集してました。
庭園も久しぶりに歩いたけど、やっぱり冬至からしばらくたったので空気が明るくなってきてるよ!
まだしばらく寒いし、花とかはまだまだだけど、遠からず散策日和な日になってくるんじゃないでしょうか。NEZU CAFEはどんな日だろうと混んでるけど、お庭の散策はオススメです。今年はカキツバタが見たいなー。
それでは寒い日が続きますが、引き続き頑張りましょう!
んじゃまた!