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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

年末年始こんなところへ行きました(サントリー美術館 開館60周年記念展 千四百年御聖忌記念特別展 「聖徳太子 日出づる処の天子」&「谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 ~事実も小説も奇なり~」@弥生美術館

あけましておめでとうございます。仙です。

今年もよろしくお願いします。今年の目標は健康です。まじ健康大事。健康なら何とでもなります。

あとは行動する。このブログからもわかるかもしれませんが、私は基本評論家タイプの腰が重い人間です。これはいかん。思い立ちました。行動します。もちろん感染状況を見て・・・。行ったところはここでシェアします。

 

ところで年末はこちらへ行きました。サントリー美術館で開催中のサントリー美術館 開館60周年記念展  千四百年御聖忌記念特別展 『聖徳太子 日出づる処の天子』」

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・・・ごめん。今見たら、今日で会期終わってた・・・。もっと早く記事をあげればよかった。今となっては感想あげても参考にならないとは思いますが、上品な展示だったので見やすくてよかった気がする。

なんていうか、聖徳太子ってすごい、日本人にとって理想の為政者なんじゃないかな、と思いました。普段は人格円満で、内政も万全。対外的にも強く出るところは出て、押し出しがよい。完璧。安心して丸投げできるよ。まあ、本当にそうだったかは・・・ディテールはイリュージョン多めかも・・・(普通に有能だったんだろうな、とは思う)

 

聖徳太子像は何となく美少年イメージがありますが、晩年の肖像も一定数ありました。でも美形なことは変わらず。有名な少女漫画日出処の天子の原画もあり巻いた。好きな人多いですよね。

全体的におもしろかったです。

 

クリスマス近くの六本木は密でした。

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年明け、これは初詣のときの写真。どこの神社でしょうか?
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そして先週末。弥生美術館で開催中の谷崎潤一郎をめぐる人々と着物 事実は小説よりも奇なり」です。これは23日までなのでもう少し会期あります。

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展示している着物はどれもお洒落で美しいものばかりですー。小説をイメージしてスタイリングしてるのかな?来てる人も着物を着た女性も多いので楽しいです。

そしてキャプションで谷崎潤一郎関係の解説を入れてくれてるのですが、何か凄い。耽美っぽすぎて登場人物の誰一人として感情移入できない。

 

ただ、痴人の愛」のナオミのモデルとなったと言われる谷崎の義妹・女優の葉山三千子さんが生前所有していた宝石が展示してあって、彼女が災害の時にダイヤの指輪を飲み水に換えたことから、「ダイヤはいつ何時でも身に付けておくべき」と言っていたというエピソードは女!って感じが伝わってきておもしろかったです。谷崎はこういうとこが好きだったんだろうな。
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上の着物もいいけど、みんなこれより綺麗です。アンティー着物屋さんのコレクションらしい・・・

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3階にはこの展示がありました。今人気あるらしい。

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隣は竹久夢二美術館。

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告知ポスター。堺市のコレクションすごいもんねー。

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次はくらもちふさこ展。

よかったです。比較的直前でも予約とりやすい気がする。その意味でもオススメ。

1月23日まで。弥生美術館にて。


先日雪が降ったので上野駅までの帰り道は滑って何度かピンチでした。駐車場とか(休み中の)学校の前は雪かきしないもんね。

不忍池
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カモメが黄昏ていました

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寛永寺辯天堂の入り口のところ。ペットボトルが悲しい。

皆さんもオミクロンに負けずお元気で!んじゃまた!