週末の銀座を歩く(ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み@ggg&第60回記念 ミニヨン展@日動画廊)
こんにちは。仙です。
週末は銀座のギャラリーに行ってきました。というか、東京駅に用事があったので、東京ステーションギャラリーに行こうと思ったんですが、さすがハリポタで、年内分チケットソールドアウト。そんなにほいほい行けるもんじゃないのね・・・。予約しなくちゃ。来年の分。
というわけで、ちょっと行ってみたいなーと思っていた&予約なしで入れてもらえるここに来ました。ggg(ギンザ・グラフィック・ギャラリー)。大日本印刷関連の設立した財団・DNP文化振興財団が運営するギャラリー。主にグラフィック関連の展示をしてるところです。
現在開催中の「ソール・スタインバーグ シニカルな現実世界の変換の試み」。
ソール・スタインバーグはルーマニア生まれのアメリカ合衆国の漫画家でイラストレーター(Wikiより)。藤子不二雄とか和田誠とかにも影響を与えたそうです。
展示内容、とてもよかったです。
会場も思ったより広かった。1階と地下1階が会場で、2階がライブラリーだった。
スタインバーグは名前からもわかるようにユダヤ人。第2次大戦のときにアメリカに移住してますが、もとはルーマニアの人みたいです。
知的で洗練された作風。シニカルな風刺画って言われてるけど、色使いがさわやかでかわいい。確かに和田誠さんぽい。懊悩があったとしても作品に出ない感じ。
悪意とか怨念とか、不安とかは作品からは見えません。だから師走の忙しさの息抜きに見ても大丈夫。私の思ういい感じのアメリカ人ぽさがあります。きっともともとよいお家の人なんじゃないかな・・・。
まとまった量の作品が見れます。好きな人はぜひ!
2022年3月までやってるそうです。
そして東京駅に向かう途中で見つけたので入ってみました。日動画廊。
ミニヨン展ていうのは、4号以下の小さめな作品を集めた展覧会だそうです。壁一面に作品がありました。
現代の新人作家さんから巨匠(熊谷守一、フジタ、梅原龍三郎とか)までいろんな人の作品がありました。そしてほとんど値段がついてた。相場観を育てるのに有益かも。巨匠はもちろん100万越え。かなりお手頃値段のものもありましたが、10万だとさすがに何も買えないかな・・・。
まあ小さい絵だし、自宅にかけやすいことは確かです。好きなのを買えばいいんじゃないかな。興味のある方は15万円(これくらいあると選択肢が増える)持って銀座のお店に行ってみてください。ミニヨン展は26日まで。
日動画廊って初めて入ったけど、世界中に支店があるんだね。
今後はギャラリーにも積極的に行ってみたいです。
んじゃまた!