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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

睡眠と夢について考える(読書ノート:アリス・ロブ「夢の正体ー夜の旅を科学する」)

こんにちは。仙です。


美術館、どこも閉まってますね(´・_・`)。まあ開いてるところもあるらしいんですが、無理に行く気分じゃない・・・。だから今楽しめるものを( ´ ▽ ` )ノ。
こんな中で、人に迷惑をかけない娯楽といえば読書と睡眠。ということで、今回は書評?本の感想?で、早川書房から2月25日に出たばっかりの新刊「夢の正体ー夜の旅を科学する」です。 

夢の正体: 夜の旅を科学する

夢の正体: 夜の旅を科学する

  • 作者:アリス ロブ
  • 発売日: 2020/02/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

いや、ジュンク堂でとりあえず棚を見てて目についたんで・・・。 あ、載せてる写真は通りかかった世田谷の九品仏浄真寺です。桜には早いけど、写真がまったくないと寂しいので。

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さすがいいこと言う。一人一人の心がけでこの事態に終息を。

夢って大事なんだよね(´・ω・)。何か夢で不思議なことあった人っていらっしゃいますか?
自分は・・・あるつもりだったけどよく考えてみるとあんまりないかな・・・もっと凄い夢を見てる人いっぱいいると思う。


【私の夢で印象的だったもの】

  1. 亡くなる人が夢枕に立った(子どもの時と成人してからの1回ずつ・計2回
  2. 中学生の時翌日のテスト問題を夢で見た(美術のペーパーテストだったのであんまりメリットなし)

聖書とかでも、大事なことは夢でお告げがあることが多いです。 ヘロデ王の嬰児虐殺を天使が夢で知らせてくれるとか。美術でも夢モチーフはいろいろあるよね。ゴヤの「聖ヨセフの夢」とか。

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フリー素材であった

でも夢はいかんせん正体がわからない。この本を最後まで読んでも正直わからなかったです・・・原題を見たら「Why we dream?」。こっちのほうが英語だけどしっくりくるかも。夢の作用っていうのはこの本の章の名前に端的に出てるのかなと思います。特に第5章の「夢で問題を解決する」と第6章の「夢で人生の危機に備える」っていうのがわかりやすい。要するに心の健康に夢と睡眠が深くかかわってるってこと。だと思います。

 

あと、この本は明晰夢にかなりのページを割いてます。映画の「インセプション」って面白かったよね!映画館で2回見た! 

インセプション (字幕版)

インセプション (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 明晰夢・・・何回かは見たことある。と思う。ちなみに普段から私の夢はフルカラーでものすごく鮮明です。
でも明晰夢って、 ハマる人はハマるね。理屈は分からないけど、日本のオカルト界隈の明晰夢と体外離脱って結構関係が深いから、 神保町書泉のオカルト本売り場(4階だったと思う)にはそっち方面の書籍がたくさんあります。
私もヘミシンクとかは昔けっこうハマってやってました。  

すごく頑固な不眠がそれきっかけで和らいだので個人的にはよかったです。あの準備運動みたいなナレーション(聞けばわかる)で寝れるようになった。多分脳の使い方の関係。不眠は辛いよね。一睡もできずに仕事に行くときのあの絶望感よ・・・。オカルト体験はなかったけど全然いらないので大丈夫。むしろあったらめんどくさいよー。
ヘミシンクはオカルト的にはあんまり良くないって話もあるらしいんですが、私は不眠があまりにも辛かったので使いました。睡眠導入剤とどっちがマシかな?使用は自己責任でお願いします。

 

本の感想に戻ると、全体的に普段触れることのできない夢と睡眠の歴史とか、夢の研究とかに触れられて面白かったです。(日本でも夢を記録する装置ができるらしい)

特にエピダウロスのアスクレペイオンの話が面白かった。ここは医学の守護神アスクレーピオスを祀った古代ギリシア時代及び古代ローマ時代の聖域で、病んだ人はここで神に治癒を祈り、治る夢を見たらその患者は治癒したらしい。

私も万一コロナとか治療法が確立されてない病気になったら(もちろん病院は行くけど)プラスαで治癒の夢が見られるように努力してみようと思った。ここは日本だから薬師様か少彦名命に祈ろう・・・。

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コロナ終息を祈っておきました

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ここのショットが一番きれいだった

今回は以上ですが、何か書評?感想?って難しいですね。続くのかな?我ながら疑問。
んじゃまた!