奇蹟の芸術都市バルセロナ@東京ステーションギャラリー
こんにちは。仙です。
暖かくなりましたね!
私は基本寒いほうが好きなんですが今年は別(・ω・)。早く暖かくなってコロナが収束してほしい・・・そうでないと行動範囲が狭くなる・・・つらみ深い・・・ほんとにオリンピックやるのかな(´・ω・`)・・・もう中止はできなそうだけど、来年に延期でいいよね・・・無理しないほうがいいよ。
さて、今回はハマスホイにしようと思ったんだけど都美に行ったら(おそらく)イベントで激混みでした。踵を返しました。やっぱりコンディションいいときに見たいよ。そしてやってきました東京ステーションギャラリー(・ω・)ノ。
なんとなくポスターとか見て行こうかな・・・みたいに思っただけなんですが、よかったです。何か凄い、バルセロナについて正面から真剣に取り組んでました。歴史とか文化的アイデンティティとか。出てる作品もピカソのものはどこか他で見た気がするけど、他のは初見が多い。
見ててバルセロナについて思ったこと。
- 全般的に美しい。アールデコ、アールヌーヴォー風の作品も多い。あれからオカルティークな要素を抜いて、線を太く、地に足をつけてる感じ。要するに健康的。
- 明るい。だからものすごく細部までよく目に見える感じ。「夜会のあとで」っていう作品があったけど、LEDで照らしてるくらい明度高かった・・・ほんとに夜会のあと?みたいな。
- タイルに特徴がある。お花をかたどってるモリモリの立体とかおもしろい。あとギャッベみたいなタイル絵とか。
- 上空から見たバルセロナは碁盤の目のよう。京都みたい。
- 1800年代終わりくらいの絵で少女が働いてる「職工の娘」っていう絵画があった。当時のスペインの平均寿命=23歳。まあ子どもの死亡率が高いのは昔のあるあるで大人になれればそこそこ生きれるんだろうけど・・・日本は当時もとりあえずその倍近い寿命(40前後)はあったみたい。いろいろ過酷な歴史。
- ピカソは若いころ挿絵とかもやってる。意外といい感じ。ミロも生命力あっていいよねー。
- リアルな写実絵が多い。カジュアルでちょっとコミックっぽいのも。ウトリリョのユトリロのお母さんの絵はちょっと浦沢直樹のキャラクター味を感じた。
- スペインの鉄彫刻は宮崎駿が好きそう。ジュリ・ゴンザレスのサボテン人間はまんまラムダ。
全体的に見たことない作品がいろいろ見れて満足度高かったです。私的にはそういうのの評価が高い。ぜひオススメです。東京駅の東京ステーションギャラリーで4月5日まで。
何かいろいろ上手くいくといいよね。
んじゃまた!