高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの@東京国立近代美術館
こんにちは。仙です。暑いですね~!
今回は夏休みということでこれ。東京国立近代美術館で開催中の「高畑勲展─日本のアニメーションに遺したもの」。
いや、夏コミ期間だったので少し空いてるかなと思って・・・実際そこまでの混雑ではなかったです。
もちろんこういうフォトスポットにはみんな群がってたけど。
感想:面白かったです。平成ってジブリの時代だったんだなと思った。ノスタルジー。学生の時ジブリ大好きでした・・・
たださー、高畑監督の仕事を見ていくと個人的にはジブリ以前の作品のほうが圧倒的に好きかもしれないです。
一番好きなのはじゃりン子チエ。
次は赤毛のアンとかハイジ。
- とても面白い原作があって
- その原作にがっつり忠実に作ってる作品
が好きです。そういう作家さんなんだと思う。これもじゅうぶん難しい仕事だし。
オリジナル要素の強い作品は、「かぐや姫の物語」はいいのかな・・・。
「太陽の王子 ホルスの大冒険」のフィルムも流れてて、この作品はアニメ関係の文献読んでると画期的ですごい重要な作品みたいなんだけど、実際見ると不入りだった理由がよくわかるっていうか、面白いかどうかは別として自分が昭和のお父さんだったとしたら貴重な週一の休みを使って子どもをこの映画に連れてはこないだろうなー、という感じがそこはかとなくします・・・。
そんで、高畑さんはご自分では絵を描かれなかったらしいのでいろんな人の絵がたくさん展示されてて楽しいです。昔の東映の映画(安寿と厨子王)のセル画とかすごく美しいです。一枚絵として。
- 森康二さん(こどもの絵がとてもとてもかわいい。まるっおこい絵がすごくうまい)
- 奥山玲子さん(今期の朝ドラヒロインのモデルらしい。この人もこどもの絵がとてもとてもかわいい)
という2人のアニメーターさんの名前は覚えた。
そして高畑さんは音楽プロデューサーとしてはすごくいい!すばらしいと思います。音楽プロデュースをご自分でされてたみたいなので。赤毛のアンの主題歌も会場で流れてたけど、クレジット見たら作曲・三善晃、作詞・岸田衿子だったのでびっくり。ビッグネームじゃないですか。いい歌だよね。
上の常設展で岸田さんのお父さん(岸田國士)の肖像画がありました。
何か色々文句を書いてしまった気がしますが、いろんな年代の人が見て楽しめる展示かなと思います。10月6日までやってるのでお好きな時にどうぞ。
上階の常設展はいつもいいですよね。
お昼ここで食べた。パレスサイドビル。サイゼリヤの新業態らしい。安くてびっくり。
サイゼリヤってすごいんだなと思った!
んじゃまた!