スペインの現代写実絵画 バルセロナ・ヨーロッパ近代美術館(MEAM)コレクション@ホキ美術館とその隣の昭和の森に行ってきた
こんにちは。仙です。
暑くなりましたね。今年はどういう夏になるでしょうかね・・・。
さて、今回は遠出しました。ホキ美術館。知ってます?日本初の写実絵画専門美術館です。保木将夫さんという方が創設しました。今の館長は娘の博子さん。外房線の土気駅が最寄りです。東京から確実に1時間はかかる・・・車あれば車で行ったほうがいい気もする。
今の企画展は「スペインの現代写実絵画 バルセロナ・ヨーロッパ近代美術館(MEAM)コレクション」です。スペインといえば写実だそうですよ奥さん。ご存知でしたか?
内容もよかったですよ。常設の日本の作品と対比させてみると、何か国民性違うなと思う。日本のほうが水っぽいと思う。いろんな意味で。何かさらさらしてる・・・。
私はスペインの現代写実絵画、好きです。宗教と政治テーマのが意外と目立つ。
常設展もよかったよー。いろんな部屋(ギャラリー)があるんですが、ギャラリー8ではホキ美術館の代表画家14人が自由なテーマで自らがもっとも描きたい作品を100号以上で描きます。作品の横のスピーカーからは画家の制作意図や制作エピソードなどを聞けます。
いちいち聞いてみたんだけど、基本ひとことふたことではなく、長い。長いよー、こんなに言いたいことあるんだぁ、と思うくらい長い。
SFっぽい裏設定を延々と説明してくれたりするのは興味深いです。あれは作品だけ見たんじゃ、「何かアニメっぽいなー」くらいの感想しか持てないけど、これを聞くと設定の細かさに驚きます。あとは何か抽象的なことを延々と述べる人もいます。「えー、本当にそういうことが言いたいの?」と聞いてみたいような・・・。
私は島村信之さんの「夢の箱」っていうカブトムシとクワガタの標本箱を描いた作品が好きでした。解説も何か正直っぽくて。正直なのが私のストライク。
施設はすごくきれいでよかった。面白かった。床はゴムチップでできてるそうです。何か絶妙な弾力があり・・・たぶん車椅子とかで回っても快適な感じです。あとレストランが美味しいらしい。入らなかったけど。
庭はほとんどないですが、すぐそこが昭和の森公園。借景として考えれば贅沢。いろんな鳥のさえずりが聞こえます。ちょっと行ってみましょう。
でもあんまりにも広大なので入り口近くのレンタサイクル屋で自転車借りました。代金200円。2時間だったかな。
大きすぎて歩くと疲れる&迷うけど、サイクリングロードに沿って走れば大丈夫です。雨だとこの手は使えないけど。
謎のキノコとかもある。
虫や鳥も近寄ってもあんまり逃げない。
いいところです。
でも昭和も遠くなりましたね。平成の森もできないかしら。やっぱり東北あたりで風光明媚でアクセスがまあまあよくて広大な土地があって・・・近隣に特色ある美術館もほしいよね。うーん・・・むずい・・・
というわけでホキ美術館はよいところでした。「スペインの現代写実絵画 バルセロナ・ヨーロッパ近代美術館(MEAM)コレクション」は9月1日までやってます。夏休みに行ってみると楽しいかも。
夏休みはどういう予定ですか?私はいろいろあって未定です・・・つらみ・・・
んじゃまた!