お面三昧してきました。特別展「金剛宗家の能面と能装束」@三井記念美術館&特別展「狂言―山本東次郎家の面―」@國學院大學博物館
こんにちは。仙です。
今週はニュースとか災害とかいろいろ激動でしたが、皆様如何お過ごしでしょうか?私はとりあえず元気です。
さて、今回は三井記念美術館で特別展「金剛宗家の能面と能装束」と國學院大學博物館で特別展「狂言―山本東次郎家の面―」を見てきましたヾ(๑╹◡╹)ノ"。
必然的にお面三昧( ̄∇ ̄)。
三井の方が能面で、國學院のほうが狂言面です。 どっちも良かったですよ?いや、良し悪しわかるほどの知識はないのですが、素直に見た感想です。
三井の方は、 リピーター割引とかやってるので結構大規模な展示替えがあるみたいです(・ω・)。三井の能面のコレクションてすごいよね。前から折に触れてチラ見させてるもんね。孫次郎の「ヲモカゲ」とか(これはもちろん重文)。
私は、 秀吉愛蔵品だった「花の小面」がとても美しいなと思いました。時代とともに美人の基準は変わっても変わることのない女性の造形の美しさ。
後は 「若曲見」とか。女性の能面って、正直「怖いな」が先に立つのですが、この人はなんか冗談が通じそうなお顔だったので。
金泥の面もいいよね。目が金泥のお面は基本的に人外なんだよね?
國學院の方は、 山本東次郎さん(國學院卒業生だそうです)協力だけあって、これも充実してました。動物のお面が可愛い。
同時に、多分野連携特集展示「惡―まつろわぬ者たち―」もやってました( ´ ▽ ` )ノ。
悪っていうのは、悪いっていう意味もあるけど 、強いとかずば抜けてるとかそういうポジティブな意味もあるんだよということで。ちなみにここに行った時に、ミュージアムトークがやっていました。盛況だったよ。
同時にこういう展示もやってました。
写真は禁止だったんで撮影はしませんでしたが。 三井の方でも装束とかの布の展示もやってました。布って、結構良し悪しが素人目にも歴然としてるので恐ろしいよね(・ω・)。 刺繍とか特に。さすがに展示品はどれも素晴らしかったです。
混み具合は週末だけどどちらもそれほどでもなかったです。お面かぁ。ダメな人はダメだよね。でも面も装束も素晴らしかったので興味ある人はオススメです。
三井記念美術館の方は、9月2日までの会期です。國學院大學の方は、今見たら8日で会期終了でした。でも「惡―まつろわぬ者たち―」のほうは8月5日までやってます。
7月14日からは、 開館90周年記念 企画展「日本文化の淵源を求めて―考古学陳列室から國學院大學博物館まで―」が開催されるそうなのでそれと一緒にどうぞ。私もまた来ます。
國學院では今回は写真可エリアの小展示がエッジ効いてました。
西南学院大学との交流展示。過ぎ越しの祭りって何をするのかイメージしづらいけど結構詳細な説明が。
そしてこっちはさすが國學院大と言いたくなるような展示です。
出口王仁三郎は皇典講究所(現・國學院大學)出身だけど、結構貴重じゃね?直筆かな?
教派神道の資料ってありそうでなかなか無いんんだよね。あってもオカルト寄りすぎな感じで。まぁ内部なら色々あるとは思うけど、さすがにそれは遠慮させてください。
この辺も昔興味があって調べましたが、意外と後世にすごく影響を残してたりすると思います(・ω・)・・・一言では説明できません。興味のある人は自力で調べてみてください。ネットには資料はほとんどないので図書館ですかね。國學院大学の図書館なら色々ありそう。
國學院さん、この辺の本出してください!買って読みます( ´ ▽ ` )ノ!できれば電子書籍でお願いします。
ということで、ここら辺は個人的に興味深くておすすめの展示でした。
全国の災害が早く収束することを祈っています。んじゃまた!