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第9回展 アンデスの織物と中南米の衣装ー古代から現代@岩立フォークテキスタイルミュージアム

こんにちは。仙です。
やってきました自由が丘の岩立ビル(´・_・`)←PC上で見た写真の出来が酷くてショックを受けている人。気を取り直して、

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今回は岩立フォークテキスタイルミュージアムで開催中の「第9回展 アンデスの織物と中南米の衣装ー古代から現代」に行ってきました( ´ ▽ ` )ノ。

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今回は会期初めにいきなり行かなかったのでキャプションがだいぶ充実してたよ(≧∇≦)(ここは初日とかにいくとまだできてないことが多い)

 

展示の内容は、インカ帝国以前にアンデスの各地方で栄えた様々な文化期に副葬品として出土された染織品と現代の衣装です。

みんな、ザ・フォークロアって感じでかわいかった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆。あと昔の布はとてもいいのが多いです。木綿のレース(強撚糸で織ってある珍しいやつ。普通のレース編みではない。とても雰囲気がある)とか、ピューマの毛皮柄の絞りのはめ込み織りとか。
で、プレ・インカ文明って文字を持たなかったので現代では復刻不可能なんだって。インカ帝国って滅亡してるじゃん?ほら、スペイン人が無慈悲なこと(先住民の略奪と虐殺)するからさ(´・_・`)・・・。

 

ちなみに素材もとてもいいものが多いと思う(・ω・)ノ。南米にはスペイン人が連れてくるまで羊がいなかったので、獣毛だと

と高級素材ばっかりd( ̄  ̄)。ビキューナってアホほど高いよな。参考に貼っとく。これは18万弱だけど、ビキューナだとこれで普通くらいの値段。 現物見てないけど、ぼったくりじゃないと思う。多分。

 ちなみにやっぱりビキューナは昔から高級で、王様クラスじゃないと着れなかったんだってさ。

 

あとは染料も独特で面白かったな。

  • 臙脂っていうのはサボテンの中にいる虫(臙脂虫)を乾燥させてすりつぶして染料にするらしい。
  • 紫色貝の口に息を吹きかけて、その刺激で貝の中のパープル腺から白い液が出るのを採取してそれを染料にすると。んで、染めた布を日光に当てると淡いきれいな紫になるんだって。確かにとても美しい紫だった。

結論:虫も貝も尊い\(^o^)/。

 

というわけで、今回も楽しい展示でした。こういうの好きな人おすすめです。11月12日までの木・金・土にやってます。

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今回はテレビのロケハンしに来た人に遭遇したよ。
テレビ・・・テレビかぁ・・・ミュージアムの人にぐいぐい説明聞きに行っててある意味感心したσ(^_^;)。ちょっとうらやましい。積極性って大事だね。

 

んじゃまたね。次は水曜日です。