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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

リバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展@Bunkamura ザ・ミュージアム

こんにちは。仙です。
もうすぐ今年も終わりですね(´・_・`)・・・。美術館も次々に冬季休業に入る時期です。でも、クリスマスが終わってもBunkamuraは華やかです。

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今回は、チケット屋に東急の株主優待券(Bunkamura五島美術館に入れるやつ。有効期限は年末まで)お安く出てたので、Bunkamura ザ・ミュージアムで開催中のリバプール国立美術館所蔵 英国の夢 ラファエル前派展」にいってきましたd( ̄  ̄)。

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んで、よかったです。おすすめです(≧∇≦)。日本人はみんな好きそう。

  • 色彩に透明感があって美しく、
  • 造形の美を追求してる、
  • そんで画題が悉くロマンチック☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

これはみんな好きでしょう?

そしてこの展覧会はミレイ押しです。ポスターとか、みんなミレイの絵が使ってある。ミレイは肖像画家として成功したそうですが、作品見てるとわかります。

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  • 女性は可憐で美しく
  • 男性は凛々しく
  • こどもはかわいくてバラ色の頬をしてます。

誰でもこんな風に描いてもらったらうれしいだろうな(⌒▽⌒)。

他に、ロセッティウォーターハウスペルジーニもあります。大作も押さえてて、みんなよい作品だと思います(・ω・)ノ。
ケイト・グリーナウェイのいたずらっぽい少女の絵もよかったな。

 

でも一番印象に残ったのは、ジョン・ラスキンの1枚だけあった風景画でした。思想家のラスキン・・・ミレイに妻を盗られたラスキン・・・ホイッスラーと大喧嘩したラスキン・・・いろいろあるけど、ナショナルトラストの創始者だったり、業績はすごいよな( ̄▽ ̄)。昔、高校生の時英語のリーダーの教材でたくさん彼の文章を読んだよ。

その彼が描いた小さな水彩の風景画。きれいだけど何ともいえない寂寥感がある景色でした。上手いかどうか聞かれると疑問だけどさ(´・_・`)。

 

というわけで、大変おすすめです。Bunkamuraって、開館時間長いから人がバラケるらしく、あんまり混んでないことが多いんですが、今回はまあまあ人がたくさんいました。やっぱりみんな好きなんだな(^∇^)
年末年始、渋谷に来ることがあれば是非。
会期は長め。3月6日までです。

 

Bunkamuraの次回はボストン美術館国芳と国貞みたいだよ。

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五島のほうにも行ってきたので、それは年内にUPしたいな。ということで、またね。