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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

京の夏の旅③ 拾翠亭・輪違屋・角屋

さて、続いては拾翠亭です。
ここも美しいところでした。九篠家の別邸だったところです。

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京都御苑のなか。実は、貸スペース的なこともしていて、句会等ではリーズナブルに借りられるそうです。↓二階から見た風景。

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さて、メインの輪違屋さんです。

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観覧謝絶。ということで、普段は一般人は入れません。
建具とか、そこかしこに意匠が入ってます。凝ってるわ・・・。

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屏風や軸。近藤勇の書だったり、太夫の書を貼りまぜたりしてます。

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パンフの表紙になってる傘の間とかも、写真はNGですがばっちり見ることができます。
紅葉の間もきれいだったよ・・・。

最後の訪問先は角屋さん。
赤い壁に歴史を感じます。

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箱階段。

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ここもいろんなところに意匠があります。

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お座敷も風情がありますね。

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庭もすごいよ。

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角屋さんと輪違屋さん、特に輪違屋さんは大変興味深かったのですが、同時に補修の必要性も感じる建物でした・・・。10年ぶりの公開だそうですが、やっぱりそうそう公開できそうにない感じはしますので、興味がおありの方は、この機会に行っておかれることをオススメします。
そして、ガイドしてくださる方がこの両方でおっしゃっていたのは、「吉原といっしょにしないでくれ」です。何か、京都のプライドを感じました。そのプライドで、これからも建物や文化を守っていってもらいたいです。

バスの旅は以上です。
あとは祇園もとても行きたかったけど、時間切れで断念しました。無念(TT)

翌日のMIHO MUSEUM編に続く。