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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

初秋の東京駅周辺(奥の細道330年 芭蕉@出光美術館&マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展@三菱一号館美術館)

 こんにちは。仙です。

何か暑いですね。台風のせいかな?

 

さて、今回は東京駅周辺に行きました。

まずはこれ。出光美術館奥の細道330年 芭蕉です。

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出光美術館はここしか写真撮れるとこがない

出光美術館ブライスコレクションの一部を購入したみたいですね。すごいじゃん!合併後の動向を心配してたのでうれしいです。

www.nikkei.com

でも今後も見てるよ・・・散逸させないでくださいね・・・もしも再譲渡の時はなるべくよいところにしてね・・・(と軽く念押ししておく)

 

さて、今回の企画展。奥の細道330年 芭蕉はなかなか良かったです。

芭蕉なのでやっぱり書の展示が多い。バランスの取れた筆跡です。大きさがほとんどそろってるんだよね・・・美しいです。

 

あとは芭蕉のフォロワー。仙厓とか小杉放菴とか。小杉放菴はずいぶんモダンな画だなと思ったら、昭和の人でした。やっぱり?でもどれもよかったです。

芭蕉の漂泊の旅が書画を通じてよくわかるとてもよい展示だと思います。お好きならぜひ。9月29日までだそうです。

 

次は三菱一号館美術館で開催中の「マリアノ・フォルチュニ 織りなすデザイン展」です。マリアノ・フォルチュニ・・・すみません、初耳です。

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代表作。

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きれいな建物。

これは基本服飾の展覧会ですね。

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この位置からだけ室内の写真が撮れました

この人のデルフォス(ポスターに写ってる衣装)は日本から輸入した絹地にプリーツを施したものだそうで巷に溢れてるプリーツ衣装の元祖?
日本とのかかわりも深く、ご本人が所有していた染めの型紙とかもいろいろありました。絵画もとてもロマンティックな色使いが多く、とても美しかったです。

 

あとは舞台衣装!ワグナーの舞台衣装がたくさんありました。バイロイト・・・!!!

でも舞台衣装かぁ。たぶん普通の衣装がたくさん売れても収支は火の車だった気がする。ああいう関係は難しいからな・・・でもどれもとてもよい状態で保存してあって美しかったです。一見の価値ありです。こっちは10月6日まで。

 

今回はこれで。陽気が悪くて過ごしづらいですが、体調に気を付けていきましょう。んじゃまた!