タータン 伝統と革新のデザイン展@ 三鷹市美術ギャラリー
こんにちは。仙です。
今回は、前回雪で行けなかった三鷹に行ってきました。タータン展とICUの 「型染と印判手」。
個人的には、なかなか三鷹までは行けないです。遠い。用事がない。昔は中央線沿いに住んでいたのですが、その時も結局吉祥寺までしか行けなかったな・・・。
でも、実際行ってみたら思ったより全然近く感じました(たまたま新宿から中央特快に乗れたし)。この三鷹市美術ギャラリーは駅からすぐのビルの中にあります。
展示内容はすごく良かったです。そして会期終了間際だったので混雑してた。
タータンチェックって、いろんな決まりがあって、最終的にはスコットランドの登記所に登録しなきゃいけないんですが、いろんな企業が登録してます。 日本企業も色々勉強して登録してるみたいです。みんなタータン好きだよねー。
後はロイヤル・タータンとか、ミリタリータータン(ロイヤル・エア・フォースとかネプチューンとか。ブラックウォッチ柄もこれに入る)とかいろんなタータンがあって、どれもとても 美しかったです。
また、トルソーに着せたいろんなデザイナーのタータンチェックファッションもあったのですが、色々見て
「結局はヴィヴィアンウエストウッドが一番斬新でインパクトあるな( ̄▽ ̄)」
っていうのが個人的には正直な感想です。
最後のタームでは「日本におけるタータンチェック受容の歴史」 みたいな展示があったのですが、昔の日本の広告っていいよね。昔って言っても戦前から戦後にかけてだけど。 ちょっと浮世絵っぽい色彩のポスターとか、意外とタータンが映えていいと思う。帝人の「ハモンドタータン」とか・・・帝人って帝国人絹の略だったんだね・・・
あと、バブル頃はいかにも「お金かかりそうだな」みたいな企画を結構やってて興味深いです。豊かな感じ。リーガルシューズもタータンの洋服とか作ってた。VANとのコラボは定番。キャシャレルのポスターとかも素敵だったけど、ここって日本でまだ展開してる?
全体的にとても面白かったです。会期は18日までだったんですが、このあと岩手・福岡・新潟等巡回するみたいなんでおすすめです。ぜひ。
物販はお菓子が多かったかな。イギリスのお菓子って美味しいよね。ショートブレッド。
関連書籍で「タータンチェックって何ぞ?」みたいな本もたくさんありましたが、さらっとみた結果、この本が一番わかりやすかった。
すてきなタータンチェック (月刊たくさんのふしぎ2018年9月号)
- 作者: 奥田実紀,穂積和夫
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 雑誌
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いや、やっぱり素養に欠けるんで、子供用に詳しく書いてあるのがわかりやすい・・・。
ということで大変よかったです。明日はICUの「型染と印判手」の記事を更新します。
んじゃまた!