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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

言語と美術ー平出隆と美術家たち@DIC川村記念美術館

こんにちは。お久しぶりです。仙です( ´ ▽ ` )ノ。


早速ですが、今回は千葉県の佐倉にあるDIC川村記念美術館で開催中の「言語と美術ー平出隆と美術家たち」に行ってきました。

この季節は正直ハロウィンで移動がしづらくなるので渋谷とか六本木には行きたくないです(´・ω・`)。用事があっても嫌だ。佐倉はいいですよね!空が広い! でも久しぶりに行ったら京成の駅前になかなかおしゃれなハンバーガー屋さんとかも出来ていてちょっとびっくりでした。 そのうち入ってみたいと思います。

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いつも思うけど駅からの無料送迎バスはとてもありがたい。

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寡聞にして存じ上げなかったのですが、平出隆さんというのは高名な詩人なのだそうです 。 彼の概念には「空中の本」というのがあるそうです。透明梁(アクリルのケースみたいな)やワイヤーで平出さんの制作物(詩集等)を展示する、みたいな。燦燦と光が差している印象の明るくて美しい展覧会でした。こういうの好きな人すごく多いと思います。 私も中学生か高校生だったら衝撃を受けたかな・・・うまく言えないけど。 でもとても美しいので、軽く見るだけでも楽しめると思います。 昔の友人が詩人を志していたのを思い出しました。

 

そして「美術家たち」というのはモーリス・ブランショジョゼフ・コーネル瀧口修造等の現代美術のビックネームですねd( ̄  ̄)。こちら方面に疎い私でも半分ぐらいの作家は知っていました。みんなそれぞれ良かったですよ。個人的には手紙とか封筒詩とかが好きでした。

 

そして今回は会場が変則的な使われ方をしていて、茶室のある部屋(以前長谷川等伯とかがあった部屋)から企画展の展示が始まってました。テーマがなんか繊細な感じだったので部屋に似合っていました。よかったですヽ(・∀・)。いつもこうした方がいいと思うなぁ。
そんで今回の展覧会で展示されてるのはここの所蔵作品も多いので、企画展のテーマが合わない時はこれらの作品を順番に展示すればいいかなと思います。前にあったフランク・ステラの小品とかも悪くないし、嫌いじゃないんだよ。好きだけど、あの部屋にはもっと・・・。

というわけで、ピンと来た人は是非佐倉まで行かれてみてください。 来年の1月14日までやってるそうです。

 

今回茶室で出てきたお菓子。

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今回も庭はきれいだったよ。まだ紅葉はほとんど来てない。

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桜が咲いてた・・・異常気象。きれいだけどね。

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この頃池の水は抜くのが流行りみたいですよね。そんなに外来種がいるのかな?

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トンボ。

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秋の花は儚げで素敵だけど、蜂がいるよ蜂が。怖いんでこっちに向かって来たら全力で逃げました。

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行ったのが平日なので庭園はとても静かでした。 鳥のさえずりと虫の声しか聞こえない至福。 静けさを愛する人に。

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ではまた!