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基本は美術鑑賞ブログです。「とりあえず正直に」がモットーです。忙しくても気楽にいきましょう。

「プーシキン美術館展-旅するフランス絵画」@東京都美術館&「ガレも愛した清朝皇帝のガラス」@サントリー美術館

こんにちは。仙です。梅雨だよね。寒いねぇ(・ω・`)。 なんかモチベーション下がってます・・・。PC のデータの移行もまだやってません・・・買って一週間以上経つのに・・・今いろいろ断捨離中です。 洋服ってそんなに長く着られるものではないんだね(・ω・`)、と改めて思う。本も買うのは一瞬、捨てるのは大変。電子書籍って素晴らしい。 紙のほうが好きだけど。
とはいえ今週も行ってみよう!

 

まずは、東京都美術館で開催中のプーシキン美術館展-旅するフランス絵画」ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。

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これに行ったのは2週間ぐらい前だったのですが、なんか記事が書きづらくて先延ばしになっていました( ̄▽ ̄;)。 17世紀から20世紀までのフランス風景絵画がメインの展覧会です。

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これは帝政期のロシアでセルゲイ・シチューキンイワン・モロゾフという伝説的なふたりのコレクターが19世紀から20世紀にかけて収集したコレクションだそうです。


作品を順番に見ていくと、モネとかシスレーとかセザンヌとか印象派の美しい作品が数多くあり、とても美しくて見やすい展示だなと思いました。ピカソとかルソーとかもよい。 好きです。 キャプションに誰がコレクションしたか記述があったのですが、自分はシチューキンさんのほうとどっちかって言えば気が合いそうに思いました 。ていうか、もし自分がシチューキンの会社の番頭的な立場だったとしてもよっぽどのことがない限りコレクションを止めない。 センスあると思います(・∀・)。マティスの作品が一番好きかな。

 

コレクターにも色々なタイプがあると思いますが、彼らのように評価の定まっていない作品をコレクションして後世で評価されるのは理想的ですヽ(・∀・)。コレクターさんの死後も散逸しないようにするのはなかなか難しそうですが。


あと、ロシアの人もピカソとか印象派の絵画は好きなんだなと思いますヽ(・∀・)。この系統は何気にアメリカ人も好きだよね。この間、昨年亡くなられたロックフェラー夫妻のコレクションがクリスティーズで競売にかけられているって記事を見ましたが、モネの睡蓮が8500万ドル近くまで行ってて大変なことに・・・。日本にも良いコレクションはたくさんあると思いますが、なるべく散逸しないで末永く残して行って欲しいなと思います 。できればの話ね。

 

会期も半ばを過ぎていますが、私の言った時はそれほど混雑していなかったです。 いい感じで見て回れました。
プーシキン美術館展は、7月8日日曜日まで、上野の東京都美術館で開催中です。

 

次はサントリー美術館で開催中の「ガレも愛した清朝皇帝のガラス」サントリー美術館ですヾ(๑╹◡╹)ノ"。

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これはひたすら綺麗でしたよ。週末の遅い時間に行ったら、あまり混んでなくていい感じでした。夜間開館おすすめです。


内容はタイトル通り清朝時代に製作されたガラスの器とそれに影響を受けたガレの作品がたくさん展示されています。
ガラスって綺麗だよね。同種の展覧会はこれまでもたくさん開催されているし、私も何度も見ていますが、その都度観客がとても真剣に見ているのが印象的です。日本人てガラスが好きだよね。やっぱあれだよ、透明感。あと、アールヌーボーは、ちょっとオカルト入ってるのが日本人の感性にベストマッチなんだと思うわ。


そして今回はエリア限定で写真可だったから上げときますヽ(・∀・)。

鼻煙壺いろいろ。

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一個だけ横型のがあった。

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黄色のガラスきれいだよね。

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金魚?

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赤もきれいだな。

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一番強く思ったこと:ヴィクトリア&アルバート博物館のコレクションがすごい。いいなと思うのはだいたいここ所蔵になってました。 町田市立博物館もがんばってた。古代のガラスはやっぱりMIHOから持ってきてた。だよね。

 

いうことで、この系統が好きな人にはとても楽しい展覧会だと思います。六本木のサントリー美術館で7月1日まで。

梅雨が続くけど、ちょっと気分転換したいな。何しよう?

んじゃまた!